保険、証券、住宅ローン。どこで買うか?
生命保険も損害保険も、保険は、保険会社が直接販売している場合と、販売代理店が取り扱っている場合があります。販売代理店の場合は、専属代理店(保険会社1社の商品を扱っている)と乗合代理店(複数の保険会社の商品を扱っている)とがあります。
保険会社はそれぞれ、独自に保険商品を開発していますから、位置づけは「メーカー」になりますね。
保険を購入するとき、買いたい商品が決まっている場合には、保険会社から直接、あるいは、専属代理店から購入するのがいいでしょう。その会社の商品だけを扱っているのですから、商品知識は豊富ななずです。あらためて商品の特長を確認して、納得して購入するのがいいでしょう。
自分にどんな保険会社の保険がいいのかわからない場合には、乗合代理店だと、複数の商品の特長を一度に教えてもらうことができます。
複数の保険会社の商品を同じ条件で比較できるので、保険料の安いものはどれか、などを比較的簡単に知ることができます。
乗合代理店でも、取り引きのある保険会社が2社、3社ではあまり比較をすることができません。多ければいいというものではありませんが、どんな保険会社と取り引きがあるのかは、事前に確認しておいたほうがいいかもしれません。
保険と違って、証券会社はメーカーではなく、「流通会社」ですね。その証拠に、ソニーや松下の株式は、どの証券会社で買っても同じものです。国債だって、外国債券だって、外国株式だって、、、。
投資信託は証券会社によって取り扱いが違いますが、それでも、運用会社が作ったものを証券会社が売っているのです。証券会社自身が開発しているのではありません。スーパーでいうと、イオンやイトーヨーカドーのようなものです。
したがって、目当ての商品が特定の証券会社でしか買えないという要素が少ないので、どこで買うかの選択は、購入にかかる手数料やブランド、信用力などが決め手になるでしょう。
最近では、株式や債券、投資信託などは、証券会社だけでなく、銀行や信金、ローソンなどでも買うことができるようもになっています。
流通の幅が広がったのです。かつては、酒屋さんにしかお酒はありませんでしたが、いまや、コンビ二やスーパーなどどこにもお酒がおいてあります。
それと同じ。
強いて言うと、保険商品は「何を買うか」を優先的に考えるべきですが、証券は「どこで買うか」から入っても大きな問題はないように思います。
住宅ローンは「何を買うか」ですね。
金融機関によって取り扱う商品が異なります。金融機関が開発したローン商品を買うには、金融機関はメーカー=販売業者になります。
ただ、住宅ローンの場合は、自前のローン以外のローンも取り扱っていることが、話をややこしくさせています。
たとえば、住宅金融公庫の直接融資ローンは、全国の金融機関が取り扱い窓口になっています。金融機関が直接的販売をしているわけではありませんが、受付事務を住宅金融公庫から委託されているのです(来年の3月末で直接融資は廃止されます)。
また、近年人気の長期固定金利ローン「フラット35」も、多くの金融機関が販売しています。
これは、誤解を恐れずにわかりやすくいうと、住宅金融公庫から各金融機関が仕入れて、独自に利益を上乗せして販売している住宅ローンです。
住宅ローンについては、金融機関によって、1つのお店で3つの商品を取り扱っているのです。
ひとつは、受付事務だけを代行している住宅金融公庫の直接ローン。
もうひとつは、住宅金融公庫から仕入れて販売しているフラット35。
そして、独自に商品開発して販売しているオリジナルローン。
私たちが住宅ローンを考えるときには、「何を買うか」を知ろうとする努力が大切になります。
最近では、住宅ローンの乗合代理店のような会社も出てきましたが、まだまだ一般的ではありません。残念ながら、それぞれある程度手間をかけて、調べてみることがポイントになります。
もうひとつポイントがありました。
それは、「FPに相談すること!」
最終更新時間 2006年06月23日 07:30
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.blwisdom.com/mt/trackback/1388










