生命保険基礎講座(2)
【独身の人の医療保険】
先週末、独身の人は万が一亡くなるようなことがあっても、経済的に困る人がいないので死亡保障は必要ないといいました。
もちろん、それでも人によっては「自分が死んだときのためにいくらかで
もお金を残したい」「せめて葬儀代程度は・・・」と考える人がいます。そんな人は保険金300万円程度の終身保険に加入しましょう。終身保険は保険期間が一生涯。人間、いつかは「そのとき」が訪れますので、死ぬまで保障が継続する終身保険が適当です。
さて、医療保険の話。
ここ数年、TVなどでは医療保険のCMが盛んに流れています。
長生きをする時代になって、死んだあとの遺族のことよりも前に自分が生きるための保険に注目が集まってきているのです。
私たちは常に病気やケガで入院、手術をするリスクにさらされています。
そんなリスクに備えるために医療保険があります。
医療保険の大きな特徴は「入院」「手術」が給付金支払いの基準になっていること。通院した場合に通院給付金が支払われるのは、あくまで「入院した後の通院」というように給付条件が限定されています。風邪で通院した程度では給付金は支給されません。
第2の特徴は、入院給付金の給付対象の入院日数に制限があること。
たとえば、1回の入院で60日まで給付するとか、120日まで給付するなど。60日制限の保険と120日制限の保険では、120日制限のほうが保障が手厚いので、支払う保険料が高くなります。最近は、保険料の安い60日制限の保険に人気が集まっているようです。私も60日で十分ではないかと考えています。
ある病気で70日入院したとしましょう。60日制限の保険の場合には、60日分までの入院給付金は支給されますが、それを超える10日分の支給はありません。180日のあいだをあけると、再度、入院給付金の支給日数のカウントが始まります。
ただ、入院の原因が別の病気やケガの場合には、180日のあいだを空けなくてもそれぞれ60日まで支払われます。 (120日制限の場合でも、この「180日」は同じです)
通算入院日数制限というのもあります。
全保険期間で1000日までとか730日までと定められています。
この日数を超える入院には給付金が支払われません。保障が切れてしまうのです。ただ、700日や1000日は一生涯が保険危険でもなかなか使いきれるものではありません。
どんな医療保険に加入するか?
決め方の最大のポイントは、保障期間をいつまでにするか?ということと、1日あたりの入院給付金をいくらにするか?ということです。
保障期間は「一生涯」がいいでしょうね。というのは、入院、手術のリスクは一生モノだから。また、過去に大きな病気をしたあとだと、加入しようと思っても保険会社から加入を断られる可能性があります。したがって、健康で保険に加入できるときに入ったほうがいいですね。高齢になればなるほど病気やケガの心配は大きくなるもの。若いうちの加入は毎月の保険料負担も安くなります。
1日あたりの入院給付金に関しては、明日お届けします。
最終更新時間 2006年05月15日 07:30
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