火災保険の特徴(1)
先週から、自動車保険、海外旅行傷害保険など、損害保険系のお話をいくつかしましたので、ついでと言っては何ですが、火災保険のお話をすこうし・・。
火災保険というくらいですから、火事で自分の家が燃えたら、加入している火災保険から保険金がもらえる、と思いますよね。
じゃあ、地震が起こって、そのために火事が発生した。このときは?
火事だから保険金がもらえるかというとそうではありません。地震が原因の火事は、×なのです。
火事の原因にまでさかのぼらなければいけないのです。
ちなみに、自分の家に放火して保険金をもらおうとしても、そうはいきません。他には、噴火や津波なども。・・・すなわち、何でもかんでも火事で損害が発生したら保険金がもらえるわけじゃあないのです。
ただ、火災保険とはいえ、火事でなくても保険金はもらえます。
落雷、破裂・爆発、風災、雪災、消化活動による水漏れ、などで家や家財に損害が発生した場合などに、保険金が支払われるのです。その他、災害時の臨時費用や残存物取り片付け費用なども支払われます。
さて、話は変わって、「住宅総合保険」をご存知でしょうか?
耳にしたことはなくとも、多くのご家庭は、先の火災保険ではなく、この住宅総合保険に加入しているでしょう。火災保険よりももっと補償の範囲が広い保険です。
火災保険の補償範囲以外には、細かくて申し訳ないのですが、水災、外部からの落下・衝突・飛来、給排水設備の事故による水漏れ、盗難、持ち出し家財の損害に対応しています。
もう一度、補償の範囲を比べてみましょう。おなじ「水漏れ」でも、その原因によって補償があったりなかったりですから、注意が必要です。
これらの保険は損害保険ですから、契約時に設定した保険金額の範囲内で損害額が補償されます。
生命保険みたいに、契約時に設定した保険金が全額支払われるのではありません。
5,000万円の価値のある建物に5,000万円の保険金を設定していたときに、火事で2,000万円の損害が出た場合、補償額は2,000万円です。
同じ建物に1,000万円の保険金を設定していたときに、火事で2,000万円の損害が出た場合、補償額はいくらになると思いますか?
答えは、400万円です。・・・・・・5,000万円の価値のある建物の2,000万円分(つまり5分の2)の損害が発生した場合、その建物に1,000万円の保険金を設定していたら、その5分の2(つまり、400万円)の補償額になってしまうのです。
このような考え方を「比例填補」といいます。だから、実際の価値に沿った保険金の設定をしたほうがいいことが分かると思います。
火災保険も住宅総合保険も、一戸建てをお持ちの方はふつう建物と家財の両方ともに入ります。
賃貸住宅に住んでいる方は、建物は大家さんが加入していると思いますので、ふつう家財の保険のみに入ります。
最終更新時間 2006年04月27日 07:30
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