2004年度は、利子所得より配当所得のほうが多かった。
私たちのほとんどは、銀行にお金を預けています。
「何のために?」などという疑問も差し挟まないほど、ごく当たり前のように、銀行にお金を預けることは習慣化しています。
高い利子がつけばラッキー、現在のように低金利だとアンラッキーと思う程度ですが、それは、預金のおもな目的を、「お金の管理」や「支払ったり受け取ったりするための手段」と考えているからでしょう。
自分の勤労だけでなく、「お金にも働いてもらう」「お金にお金を稼いでもらう」という視点、目的を付け加えると、立ち回り方が違ってきます。
まとまった資産があるひとや、年金生活を送るお年寄りは、収入を勤労だけに頼りませんから、金利の動向に敏感になります。
会社員の方の多くは、自分の所得は会社からもらうお給料だけと考え勝ちですが、実際のところ、預金をしている人、つまり、ほとんどの人は、それ以外にも「利子所得」があるはずです。
利子も立派な所得なんですね。(金利が低くて少ないですが・・・)
銀行の通帳に記載される利子の金額は、すでに税金が差し引かれた金額です。実際の利子は、その金額を0.8で割ったもの。そう、税額は利子の20%。
いっぽう、配当所得は、株や投資信託など、リスクのある投資商品を購入した場合に受け取ることができるものです。儲けの一部が定期的に投資家に還元される種類の所得です。
配当所得にかかる税率は10%。税金を差し引かれた金額を受け取ります。
ずーと続いた預貯金の低金利。「お金に働いてほしい」人たちは、痺れを切らして、こわごわ、リスク商品に手を伸ばし始めました。
リスクをとった甲斐あって、2004年度には、家計が受け取る配当所得が利子所得をはじめて追い抜いたようです。
昨年度(2005年度)も同じ傾向が続くと見られています。
最終更新時間 2006年04月07日 07:30
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