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2006/03/29

保険付き住宅ローンの保険料は?

 消費者にとって買い物の選択肢がたくさんあることは、とても喜ばしいことで、選択肢が多ければ多いほど、それだけ「自由」をたくさん手に入れたことになります。

 政府や官僚からのお仕着せの商品やサービスは、最近ではあまり聞かれなくなりましたが、「きょうさんしゅぎ」とか「しゃかいしゅぎ」などと言われた経済の仕組みを持つ国のなかで、おもに提供されてきました。選択肢がちょっとしかなく、消費者は自分にピッタリのものがないため、うんざりしていました。

 そして、最近のわが国では、選択肢がたくさんあり過ぎて、自分にピッタリのものがどこにあるやら、見つけることができなくて、これまた、うんざ
りしています。


 住宅ローンも百花繚乱、各金融機関ともに新商品の開発に余念がなく、競争が激化。

 最近の傾向は、金融機関オリジナル商品の中では、長期固定金利のローン。やっと出てきました。お客さんの金利先高感を反映したものだとか・・・。

 ほお~。さまざま事情はあるでしょうが、タメてタメて発売するところが、まったく、にくい。

 長期固定よりも一足先にお目見えした特徴が、保険機能付きの住宅ローン。

 住宅をローンで購入するときは、ほとんどの場合「団体信用生命保険」に加入します。これは、ローンの契約者が万が一亡くなったときに、残ったローンを完済するためのもの。

 ただ、亡くなった場合やそれに近い場合(高度障害)に限られており、中途半端に働けなくなった場合には対応できていない。

 それに目をつけた金融機関、生活習慣病やがんにかかったら以降のローン返済を全部、または一部免除するローン商品の発売を開始しました。

 保険料は、適用金利にちょっと上乗せ。

 たとえば、ローンの金利が2.5%だとすると、それに保険料として0.1%だったり、0.2%だったりを上乗せして抱き合わせ返済。

 ところで、この0.1%がいくらになるのか、暇だから計算してみました。

 3000万円のローンを30年で返済する場合、0.1%分の総額は約45万円。

 0.2%分だとこの倍、約90万円。

 毎月の保険料に置き換えると、0.1%の場合が1250円、0.2%の場合はその倍。


 いずれにしても、保険付きローンを選ぶときには、すでに加入している保険に同様の機能がないかどうか、また、保険が自分にとってそれが充分なものであるかどうか、などの確認が必須。

 また、保障の対象になる病気は、ふつうどれくらいの年齢でかかる可能性が高くなるものなのかも考えてみる必要がありそうだ。

 保障は、ローンの返済が終了したあと(つまりお年を召してから)のほうが大切かもしれませんから。

 あくまで保険は「おまけ」。「おまけ」に目を奪われて、本体そっちのけで選んじゃあいけません。

最終更新時間 2006年03月29日 07:30

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