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2006/03/15

知らないうちにお金が貯まるようにするには・・・。

 赤の他人や親兄弟が、訳もなく気を利かせてくれて、人知れずそっと自分のためにお金を蓄えてくれていたら・・・そんな妄想が現実になる確率は0。

 まあ、親はひょっとしたらひょっとするが、期待するほどあとでがっかりすることになるから、、、、。

 「貯蓄する!お金を貯めるんだ!」とたびたび自分に言い聞かせることなく、ただただ自然の流れに任せただけでお金が貯まるような仕組みとは?


 先日、読者の方から次のような質問を受けました。

「主人の会社から『財形貯蓄』を勧められています。どんなところにメリットがあって、また、どんなデメリットがあるかさっぱり分かりません。非課税だとか、利子補給とか、そんなのがあるんでしょうか?教えていただけませんか?・・・なんだったら、テーマとして取り上げてください」

 読者の方には、直接メールでご回答をしました。ただ、せっかくなので、この場でも御紹介を・・・。

 まず、最初に申し上げたいのは、元本を守りつつお金を貯める手段として、財形貯蓄は卓越した仕組みであるということです!

 デメリットはひとつもありません。

 その最も優れたところは、給与が支払われるときに、すでに積み立て金額が差し引かれているということ。

 いったん手に入れたものを手放すのはたいへんなエネルギーが要りますが、あらかじめ差し引かれている場合、痛みはほとんどありません。無くて当り前と思えるからです。人間の本質を利用した仕組みが財形貯蓄なのです。

 他には、会社員の税金、社会保険料、退職金なども、この性質を利用したものだと言えるでしょう。


 財形貯蓄の活用は、お勤めの会社がこの制度を導入していることが前提となります。

 貯蓄の種類は3種類。

1、一般財形貯蓄
 普通の積み立て貯蓄を給与天引きで行っていると考えてもらったらいいです。いつでも自由に引き出すことができます。積み立て期間は原則3年以上です。

2、住宅財形貯蓄
 面談に来られるお客様には、この住宅財形貯蓄をしている方が多いですね。

 賢明な選択でしょう。私もこれがお勧めです。

 住宅財形は、住宅取得のための自己資金作りを目的とするもの。積み立て期間は原則5年以上。

 一般財形は、利息に対して20%の税金がかかりますが、住宅財形の場合は、元利合計550万円まで(預貯金の場合)は税金がかからない特典があります。

 ただ、住宅取得以外の目的で引き出す場合には、特典がなくなり、税金が持って行かれてしまいます(利息の20%)。

 しかしこの場合も、利息に課税されるのは、過去の5ヵ年分のみ。
 たとえば住宅財形を10年間積み立てたあとに目的外で取り崩す場合、後半の5年間に支払われた利息に対しては税金がかかるが、前半の利息には課税されないことになります。

 だから、財形による積立貯金の目的がはっきりしない場合は、とりあえず「住宅財形」を選択したらいかがかと思うのです。

 (つづく)

最終更新時間 2006年03月15日 07:30

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[利息に課税されるのは、過去の5ヵ年分のみ。
たとえば住宅財形を10年間積み立てたあとに目的外で取り崩す場合、後半の5年間に支払われた利息に対しては税金がかかるが、前半の利息には課税されないことになります。]というのは、初めて知った。金融機関はにPRをしないのはなぜ?国税庁からの指導があるからか?

投稿者 中澤 壽一 : 2006年03月15日 22:23

コメントありがとうございます。

金融機関がPRしないのは、財形そのものが企業経由で行うものだからかもしれませんし、課税されない部分について特段の意識もしていないのかもしれませんね。私も事情は分かりません。

これからは、ますます、知っているか知らないかで差がつく時代になると思います。規制緩和や自由化というのは、知ろうとしない限り教えてくれないということなんでしょう。また、自由の裏には「自己責任」がありますし、、、、

お互い、賢い生活者になるために、精進しましょう。

投稿者 中村 : 2006年03月16日 00:50

財形住宅貯蓄について調べていた所、拝見させていただきました。
以前住宅購入を検討していたことから住宅財形を始め、5年以上経過しました。
しかし、考え方が時代の変化と共に変わり、住宅を購入しないと言った結論に達しました。老後を考え、少しでも年金額を増やしたいと願うようになり、財形形年金に変更したいと考えております。
その場合、住宅財形を解約し、年金財形を始めた方が税金面からお得になるのではないかと思っておりますが、いかがなものでしょうか?
また、もし住宅財形を解約し、財形年金を始める場合、貯蓄額は550万円まで可能になるのでしょうか?
教えていただけましたら、光栄です。

投稿者 korokoro : 2008年10月13日 23:02

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