住宅を買うときの諸経費。
普通、広告などを見てモノを買うときには、表示された価格以上のお金を支払うことはあまりありません。
ところが、住宅を買う場合には、そうはいかないのです。表示された価格以外にもお金が必要です。
このお金をことをまとめて「諸経費」などといいますが、たいだいの金額は、物件の価格の1割程度を見込んでおいたほうがいいようです。
では、実際には、どんな費用がかかるでしょうか?
◆印紙税
・土地、建物の売買契約をするときには、契約書に収入印紙を貼ります。
印紙税は、この収入印紙代です。
収入印紙の料金は、売買金額によって異なります。
売買契約書の金額が、
500万円超1,000万円以下 10,000円の印紙、
1,000万円超5,000万円以下 15,000円の印紙、
5,000万円超1億円以下 45,000円の印紙、 です。
◆登録免許税
・建物が新築の時には、所有権を初めて設定する登記(所有権保存登記)が必要です。
・また、他人が持っていた土地や建物の所有権を自分に設定する登記(所有権移転登記)が必要です。
これらの登記をするときに支払わなければならない税金が「登録免許税」です。不動産の固定資産税評価額によって登録免許税は異なりますが、それぞれ数万円が必要です。
また、登記は普通、司法書士という登記の専門家にお願いするので、登記手数料が必要になります。・・・これも数万円程度必要です。
さらに、不動産を自分のものにしたときには、「不動産取得税」が数万円かかります。
その他、引越し代とか耐久消費財、注文住宅だと地鎮祭代や上棟式代なども、個々のご家庭のこだわりの程度によってかかります。
以上が、キャッシュで購入する場合のおおまかな費用です。
これをキャッシュでなく、ローンで買う場合には、もっとかかります。
ローン契約書を締結するのに、印紙税がかかります。売買契約書のときと同じくらいの費用がかかります。
抵当権を設定する登記をする(担保を差し出すことですね)のに、登録免許税がかかります。もちろん、登記事務は司法書士にお願いすることになるので、登記手数料がかかります。それぞれ数万円ずつかかります。
ローン保証料がかかります。数十万円かかります。
これは、ローン契約者が返済できなくなったときに、金融機関に保証するもので、契約者の返済を肩代わりするためのものではありません。
融資手数料がかかります。金融機関から融資を受ける事務手数料がかかるのです。数万円程度です。
団体生命保険料がかかります。毎年、ローン残高に対して一定の金額がかかります。年間数万円程度です(金融期間の借入れ金利の中に含まれている場合があります)。
以上、トータルで、物件価格に対して、目安として約1割、諸経費を見込んでおいたほうが安心です。
それぞれは数万円単位が多いのですが、チリは積もって、山になります。
最終更新時間 2006年03月09日 07:30
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