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2006/03/08

住宅ローンの金利タイプを知っていれば百戦危うからず。

 住宅ローンの金利タイプの特徴を知っていることは、ローンを決めるときにとても大切。

 これを知っているだけで、ローン商品を選択するときの絞り込みが相当できてしまいます。

 逆に言うと、この特徴を把握することが判断の「モノサシ」になって、目先のこと、小さいチャラチャラした装飾に惑わされずに、本質的な部分をキッチリ押さえて決めることができるのです。


 金利タイプは、大きく2種類があります。

 預金金利と同じように、「固定金利」と「変動金利」の2つです。

 預貯金でいう「固定金利」とは、定期預金が典型なのですが、「満期」までの金利があらかじめ決まっていることです。・・・ということは、今預け入れた元本が、満期にはどれだけの利息とともに戻ってくるかが、事前にわかるということです。

 ローンの「固定金利」も同じですね。

 借りるときに、返済が終了するときまでに返す元本と利息が、「事前」にわかっているもの。


 一方、「変動金利」は、返済の途中で金利が変わってしまうのですから(半年ごとに金利は見直されます)、借りるときの金利はわかっていても、返済期間トータルで支払う利息額を知ることはできません。

・・ただ、借りるときの金利をもとにして、シミュレーションをすることは可能です・・・これがクセモノなのですが。

 というのも、「シミュレーション」というのは、いかようにも楽観的に作れてしまうからです。


 まあ、それはともかく、「固定金利」と「変動金利」のメリット・デメリットをいうと、、、、、

 「固定金利」は毎月の返済額が前もってわかっているので、将来のライフプランが立てやすくなります。住宅ローンの返済はすでに決定事項なので、その他のやりくりに専念すればいいことになるからです。

 その代わり、金利が高いときに借りてしまうと、その後の市場金利が低くなっても、金利は高いまま最後まで適用されてしまいますので、負担感が高くなります(まあ、そのときには借換をすればいいのですが)。

 一方、「変動金利」は、途中で返済額が変動してしまいますから、やりくりは結構たいへんです。返済額が増えてしまったら、その他の生活費に影響が及びます。

 ただ、金利が高いときに借りた変動金利型のローンだと、市場金利が低くなるにつれて返済額が少なくなりますから、生活のやりくりはやがて楽になります。


 話をややこしくしているのは、変動金利型の亜流に、「固定金利選択型」というタイプがあることです。

 これは、変動金利です。ただ、当初の数年間(2年、3年、5年、7年、10年、15年、20年・・などさまざまのメニューがあります)の固定金利期間を選択することができるのです。

 そして、選択した期間が終了したら、また、さまざまなメニューの中から選ぶことができるのです。

 たとえば、3年固定期間を選択し、その間の金利が1.0%だとしましょう。3年後に、また、3年固定期間を選択しようとしても、今度の金利は、1.0%であるとは限りません。3年後の市場金利によって変化している可能性が高いからです。


 住宅ローンの選択をするときに身につけておきたい「モノサシ」は、固定金利と変動金利の特徴の違い、それから、現在の市場金利がどのあたりにあり、今後どうなる可能性が高いかを感じることです。

最終更新時間 2006年03月08日 07:30

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