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2006/02/23

いちばんやさしい経済状況のつかみ方(4)

 今日は、為替レートについてお話をします。

 好景気⇒円高、不況⇒円安。

 ただ、為替レートは、2つの国の間の経済状況の相対的な比較によって変動します。日本が好景気でも、それ以上に海外が好景気だと、円高にはなりません。

 ここが為替レートの難しさです。私たちは、自分の健康状態はよく知っているつもりですが、他人の健康状態はよくわかりません。

 いい健康状態だと2人とも言っていても、より健康な人のお金が強くなるのです。

 世界をまたにかけて仕事をしていれば、為替に敏感な肉体を持つこともできるでしょう。しかし、和食ばかり食べていて、めったに外国人の顔も拝まないのにどうして為替レートを読むことができるでしょう。


 高金利⇒円高、低金利⇒円安。

 お金は金利の高い国に移動するキライがあります。低い金利よりも高い金利のほうがお金が増えますから。

 したがって、上のような傾向が見受けられることになります。
 現在、投資信託を中心に、個人が外国株や外国債券を積極的に購入している背景には、外国との金利差もあるようですね。


 物価安⇒円高、物価高⇒円安。

 日本の物価や安いと、外国は日本からはモノを輸入しようとしますね。日本でモノを購入するには、円を手に入れる必要があります。

 円の需要が高まると、円が高くなります。


 今週は、金利、株価、物価、為替について、一般的な法則性をお話ししました。

 実際には、これらが複雑に絡み合って経済が動いていきます。

 日常生活の中では経済に関するいろいろな情報に接していますが、「なぜそうなのか?」「これからどうなるんだろう?」などの素朴な疑問が生じたときに、今回の公式をあてはめてみると、なんだか世の中が少しわかった気分になれるでしょうし、実際に資産運用をするときに参考にするとことができます。

最終更新時間 2006年02月23日 07:30

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