資産運用に最低必要な思い込み。
1月中旬以降の約1ヶ月。日経平均株価が、昨年の秋から年末までの動きとは少し違ってきているような感じです。
昨年末は、立ち止まったり後ずさりすることもなく、毎日毎日2段、3段と勢いよく階段を上がっていた印象ですが、ここ1ヶ月は、2歩進んで3歩下がる、3歩下がって4歩進む、その後に1歩進んで5歩下がる。値動きが激しく、しかも方向感が定まらない動きが続いているように思えます。
酔っ払いのランダムウォーク。
昨年1年で株価は40%近くも上昇しました。ちょっと上がりすぎです。
昨年の1月に100万円で日本株を購入したひとがそのままずっと持っていたときに、年末には時価が140万円になったということですから・・・・・。
にわか投資家がよくやるシミュレーションですが、
「ひょっとして、投資したお金がもし500万円だったら、今200万円儲かっているってこと?」
「それがもし2,000万円だったら、今800万円の儲けだ!!」
「投資額が5,000万円だったら・・・・・・うわ!」
ない袖をさんざん振って、妄想シミュレーションを行うのです。
さて、この方向感のない株価の動きに、短期志向の株式投資家の方は、いつ買ったらいいのか、あるいは、いつ売ったらいいのか、なかなか判断しにくいのではないでしょうか?
短期売買を志向する投資家は、マーケットの変動を機敏に捉えてうまく立ち回ることで利益を得ようとします。
一方、長期的な投資を行う人は、マーケットの動きを常にウォッチするだけの時間もないし、ウォッチしたところで、投資の意思決定ができるだけの情報をすべてつかめるとは思っていない。
リスクのある資産(元本が割れるかもしれない資産)に長期的な投資をするには、基盤となる考えが必要のようです。
それは「いま私たちが生きている資本主義経済体制の中では、全体としてみると経済は永続的に成長する」ということです。
常によりよいものを求め、成長を願い、競争的で、所有欲が強いという人間の本質的な特徴を、今のところ最もうまく活かした経済の仕組みがこれで、この仕組みの中では、局所的には、あるいは一時的には停滞することもあるが、長い目で見ると成長する、ということ。
さいわい過去を見ると、国内・海外に限らず、また、株や債券などの資産に寄らず、成長を反映した動きを呈しています。
私たち個人が、あるいは所属する会社が、それぞれの仕事の分野で目標を設定し、それを達成すべく懸命に働いています。必ず努力は報われると信じて・・・。
それを世界に適用できれば、資産運用は怖くないはずなのですが・・・。
最終更新時間 2006年02月17日 07:30
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