国民年金とは?
ほんとうなら加入しないといけないひとの3分の1もの多くが保険料を納めていないという国民年金。
決定事項ではなかったと思いますが、「国民年金保険料を支払わなければ国民健康保険にも加入できないようにする」なんて記事がつい先日、新聞に出ていたように記憶しています。
国民年金保険料を支払っていない人にとって、これは痛いですね。遠い遠い老後に、もらえるかどうかわからない国民年金の保険料は払いたくないけれど、病気やけがで病院にいったときの目先の医療費が3割負担でなく全額負担になると、、、、痛い。
いま、国民年金保険料は払っていなくても、健康保険料を支払っている人はけっこういるのです。医療費の負担が3割で済むのは確実にわかっていますから。
さて、この国民年金。20歳から60歳までの人は全員加入しないといけません。これが世界的にも珍しい「国民皆保険制度」です。
会社員や公務員の人は、「国民年金なんて加入したおぼえはない!」とおっしゃるかもしれませんね。
そのとおり、ただ、厚生年金や共済年金には加入しているはず。
厚生年金や共済年金に加入していることは、国民年金にも加入しているとみなされます。
ですから、会社員や公務員は厚生年金保険料や共済年金の保険料を支払うことで(給与天引きされていますね)自動的に国民年金に加入しているのです。
会社員や公務員の収入の少ない妻は?・・・国民年金保険料も厚生年金保険料も共済年金保険料も支払っていません。
でも大丈夫。これらのひとも、夫が年金保険料を支払っていることとで、国民年金に加入しているとみなされています。
会社員でもなく、公務員でもなく、その妻でもない人たち。
そう、自営業や無職の人、学生、アルバイトやパートの人たちが国民年金加入対象者です。
そしてこれらの多くの人が保険料を支払っていないことが問題になっています。
保険料は月13,580円(今年の4月から280円値上がりします)。確かに学生や無職の人には負担が大きいかもしれませんね。
年金が議論されるときは、とかく、老後にもらう年金のことが話題になりますが、国民年金にはそのほかに、一定の障害状態になったときに支給される「障害年金」、夫が死んだときに妻や子供に支給される「遺族年金」の機能もあわせ持っています。
もちろんこれらの年金は、そのときに国民年金に加入していなければ受け取ることができません。
さて、年金受給に関して、
65歳からもらえる老齢基礎年金は、794,500円/年(20歳~40歳まで加入の場合)。一生涯もらえる年金です。25年間以上加入期間がないと一銭ももらえません。
障害基礎年金は、障害の状態によって
1級:993,100円/年
2級:794,500円/年
この金額が一生涯もらえます。また、年金を受ける人に子供がいる場合には、子供が18歳になるまで、一定の金額が増額されます。
遺族基礎年金は、18歳未満の子がいる妻、あるいは、18歳未満の子供(妻がいない場合)に支給されます。
子供の数にもよりますが、子供がいる妻には年100万円以上が支給されます。
老後のことだけでなく、現時点での障害や死亡のリスクにも対応したものであることをちょっと頭に留め置いてほしいですね。
最終更新時間 2006年02月08日 07:30
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