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2006/02/07

将来の収入が読めない。どうする?

 お客様のご希望で行うサービスのひとつに、「将来のキャッシュフロー作り」があります。

 お客様が亡くなるまで(90歳くらいまで)の年数を一覧表にして毎年の収支を目に見える形にし、金融資産残高の推移を一目瞭然にします。

 このサービスで家計の将来の収支計画をシミュレーションするとき、ほとんどの方は「収入は今のままの額が定年まで続くことを前提にして計算してほしい」と言います。

 「収入は毎年○%ずつ上昇する計算でお願いしたい」という人は皆無。

 「収入が大きく下がることもないかわりに、上がることもなかなか考えにくい」という予測がベースになっているようですね。

 つい数年前までは、会社の業績はともかく、従業員の給与は年を経るごとに徐々に上昇する賃金カーブが描かれていました。

 ところが、いまや、私たちは、労働市場を渡り歩く自由を得たかわりに、将来の安定的な収入が読めなくなってしまいました。

 収入が増えることがわかっていた時代は、収入増の範囲内で支出を増やすことができました。支出が増えることは生活水準が上昇することですから、気分的には楽。さほどガマンをしなくても、できることが増えていきました。

 将来の収入が読めない時代は、これまでとはまったく違う考え方で家計に臨む必要がありそうです。

 そのヒントは会社の経営にありそうです。

 生活を運営することが、ちっちゃい会社を経営することと似てきています。

・どんな会社を目指すのか?
・限られた予算の中で何を重視するか?
・短期、中期、長期計画をどうするか?
・どうやって収入を増やしていくか?
・何人で運営するのか?
・今後何にどれだけのお金をかけるか?

 会社と同じこのようなプロセスを経ることが、生活の充実につながっていくようです。

 ただ、会社の中でこれらを具体化することに慣れているひとも、家庭の中で具体化するのには慣れていない人が多いようです。

 そして、計画と実績を比べ、見直しをしたり次の計画に役立てたりするために必要なのことは、「経理業務」(生活の中では家計管理、つまり家計簿をつけること)。


 収入が読みづらい時代には、「家計簿をつけて、それを定期的に分析すること」。・・・それだけで、思いがけないほどいろいろなことが見えてくるでしょう。

最終更新時間 2006年02月07日 07:30

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