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2006/02/13

65歳まで働くことを前提に。

 今はまだ、定年といえば60歳ですが、あと数年もすると、65歳が定年、もしくは、定年でなくても65歳まで働くことが当り前の時代になります。

 私たち(私と同じように皆さんを40歳代にしてしまうのは申し訳ありませんが)の親の世代は、55歳=定年が当り前と考えられていた中で働き、働いている最中に、世の中の仕組みが60歳=定年になりました。

 100m走で、90mまで走ったところで、いきなりゴールがあと10m伸びる、損したような得したような妙な感覚を、私たちも味わうことになります。

 ただ、これから社会に出てくる若者達は、最初から「110m走なんだからね」と言われれば、何の違和感も感じないでしょう。

 国民年金はみんな65歳からもらいはじめ、厚生年金も1961年4月2日以降生まれの男と1966年4月2日以降生まれの女性は、もらいはじめが65歳からになります。

 それ以前に生まれた世代も、もらえる額は中途半端です。

 30歳代や40歳代のお客様のライフプランを組んで、将来の収支計画から貯蓄残高の推移を年ごとにシミュレーションすると、どうしても、60歳代前半が問題になります。

 60歳で収入が途切れ、65歳まで貯蓄をとりくずして生活すると、貯蓄の減り具合があまりにも急速なんです。65歳以降の老後がとても心細くなったり、そのままいくと貯蓄が底を突いたりといった結果になります。

 「そこはまあ、資産運用をうまくやって」・・・なんてことでは追いつきません。

 安定的な勤労収入を得ることが、生活を守るためにいかに効果的かということがよくわかります。貯蓄ができるほど稼がなくても、それまでの貯蓄が減らない程度に稼ぐだけで充分だと思いますね。

 60歳を過ぎて働くことをつらいことのように考える方もいらっしゃいますが、逆に、とても楽しくワクワクしながら長く働いている方もたくさんいます。

 ついでにいうと、専業主婦の方も、家計に余裕を持たせるために働くことを「しかたない」ととらえる人と、楽しく働きながら、収入も得て、結果的に家計に余裕をもたらしている方がいらっしゃるようです。


 違いはなんなんでしょう。

最終更新時間 2006年02月13日 07:30

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