「リスク」って?
一般的に「リスク」とは、「危険、危機」などと和訳されますが、投資商品・リスク資産の世界では「ブレ」という意味で使われています。
価格が大きく上下動する場合は「リスクが大きい」。上下動の幅が小さいときには「リスクが小さい」などと言われます。
預貯金、日本債券、日本株式、海外債券、海外株式という主だった4つの資産のリスクの大小を順番に示すと、
預貯金→日本債券→海外債券→日本株式→海外株式。
おおむねこの順に「リスク」が大きくなります。
その代わりにこの順に「リターン」も大きくなります。
金融商品の一般的なリスクの種類は、
「価格変動リスク」:需給関係によって価格が変動するリスク。
「為替リスク」:通貨の交換レートが変動するリスク。
「金利変動リスク」:このとおりです。
「流動性リスク」:売ろうと思っても買い手が現れずに売れないリスク。
「信用リスク」:破綻するかもしれないリスク。
このうち「価格変動」「為替」「金利変動」の3つのリスクは善玉リスク、すなわち、リスクテイクしてもいいリスクです。
「流動性」「信用」の2つのリスクは、できれば避けたい悪玉リスク。
山登りにおいて、わざわざ険しいところを選んで行くのはやめましょう。
さきほどの4つの資産のリスクの順番で、海外債券が日本債券よりもリスクが高いこと、また、海外株式が日本株式よりもリスクが高い理由は、海外の資産には国内の資産にないもうひとつのリスク、つまり為替リスクが加わっているからです。
昨年後半から、日本の株価の上昇とあいまって、日本の株式銘柄を投資対象にした投資信託がガンガン売れています。個別の日本株式もバカスカ取引されています。
くれぐれもブレが大きい資産だということに充分な配慮してくださいね。
最終更新時間 2006年01月19日 07:30
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