自分を知るための株式投資。
プライベートモードでは、個別株式についておしゃべりすることは大好きなのですが、オフィシャルモードでは、まあ、ほとんどじゃべりません。
もちろん、セミナーなどで、株式投資のやりかた、つまり証券会社での口座解説の手続きや業績指標のみかた、テクニカル分析(過去の株価推移などからみた今後の予測)、証券税制について、株主優待とは?、配当金、、などを解説することはしばしば。
ただ、個別株についてはちょっと・・・
ソフトバンク株は1日のうちにジェットコースターのような値動きをするからどうだとか、富士通株が1,000円を超えたのはなぜかだとか、NEC株はいったいどうしたんだとか、、、、個別の企業の株価、そしてその理由や今後の見通しに関するおしゃべりは、確かに、まるで人の噂話をするように楽しい。
しかし、オフィシャルモードになると、しゃべりづらくなります。
というのも、個別株式の場合は、値動きが激しくなる傾向があるからです。ちょっとした情報によって、株価に敏感に反応するキライがあります。
つまり、値動きの点でリスクが高いからです。しかも、短期的な値動きは合理的な説明がつかないことが多いから。
特に初心者の前では、話題にするだけで、「それを買ったら儲かるんだな」と誤解を生じさせる可能性があります。だから、話すときには相当な量の枕詞をつけてしまいます。
そうしないと、私自身のお仕事を守る面でもリスクが高いからです。
ただ「リスクが高いから株式投資は危ない。やらないほうがいい」ではなく、「リスクが高いからたくさんのお金をつぎ込まないでやってください」です。
とかく、何をするにも「その人の性格が出る」といいますね。株式投資でも本性が出ます。
リスク商品を持つと、これまで自分でも気のつかなかった自分を発見することができます。
銘柄は自分が投資資金に回すことができる程度の金額で買えるものにすること。できれば馴染みのある企業がいいですね。万が一株価が下がってもスキでいられる会社。
株式を買ったあとは、マメに株価のチェックをしてほしいのです。
マメなチェックができない人は、少なくとも、短期投資には向いてない。売ったり買ったりを繰り返すような取引の仕方が苦手な人だと言えるでしょう。・・・・じっくり構えて株価の上昇を待つタイプ。
購入価格よりも株価が下落してしまったら、自分の気持ちはどう変化するでしょうか。
どんよりした気持ちになるか、何とも思わないか、キズは浅いうちにとすぐに売却したくなるか、スキな会社だからそのまま持ち続けようと思うか、下落したのをチャンスと捉えて買い増しを考えるか。
株価が上昇したらどうでしょう。
早めに利益を確定して換金したくなるか、もっと上がるはずだと買い増しをしたくなるか、あるいは、そこまでしなくても、そのまま持ち続けようとするのか、、、、、、、、
いずれにしても、「なんて自分は合理的な判断ができないんだ」と気がつくはずです。・・・・そしてそれが「本性」なんですね。
「行動ファイナンス」等の書籍を読むと、投資に際して人間が陥りがちなことが体系的にまとめられています。
自分を理解しながら少しずつ進んでいく。投資も同じですね。
最終更新時間 2006年01月17日 07:30
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