銀行も近い将来金利が上昇すると思っている。
私が毎朝読んでいる新聞は日経新聞です。ごみが多くなるので夕刊まではとっていません。それでも何かの間違いで、ときどき郵便受けに夕刊が入っていることがあります。
先日の日経夕刊のマネーレッスンというコーナーに、日本の大手銀行が保有している債券を分析した数値が掲載されていました。
過去5年で日本の大手銀行は、自分たちの投資行動(銀行としての運用)をどのように変化させてきたかということがわかるものです。
金融機関の多くは、他の機関投資家や個人に投資商品を販売する一方、担当する部署は違えど、自らも資産運用をしています。
新聞の内容をみると、銀行の資産運用は、債券の保有状況の推移からして、将来の金利上昇に備えていることがわかるものでした。金利が上がることで損失を被らないような配慮がされているものです。
一方、銀行が金融商品を販売する場合はどうでしょうか?
代表的な銀行の商品である住宅ローンの販売を例にとると、2年間固定だとか、3年間限定の固定金利だとか、いわゆる最初の数年だけは金利を低く抑えて、その後の金利は変動金利(市場金利の動向によってローンの金利が変化するもの)になっている、お客さんを将来の金利上昇の危険にさらしか
ねないタイプを、リスクの説明もあまりないまま勧めているケースが、私の相談事例にも散見されるのです。・・・ていうかぁ~、ほとんどがそのようなのです。
もちろん、金利の上昇は、景気がよくなっていることの証ですから、賃金も上昇して、金利上昇分を収入増で吸収することができないわけではありません。
しかし、賃金の上昇は、あくまでマクロで見た全体の平均です。お客さん自身の給与が上がるかどうかは、その業界の事情や会社の都合、配属されている部門の成果、上司のさじ加減やご本人の能力など、変動要素はたくさんあり、風が吹いたからといって桶屋は必ずしも儲からないのです。
ただ、金利の上昇にともなって返済金額が増え、家計からの支出額が増えることは確かなはずです。
金利が上がればお客さんの収入が増えるかどうかはわかりませんが、ローンの返済額は間違いなく増えるというリスクがあることを、ちゃんと説明してほしいなあ~。
最終更新時間 2006年01月13日 07:30
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住宅ローンを組んでいる自分にとって、金利の上昇は本当につらい現実に追い討ちって感じですね。ちなみにうちは某銀行の1%…というのと、条件付きで優遇されるタイプの2つ組んでます。前者は来月で1%が終わり、後者は「2年固定」で来年までで終わります。今の動きを見て「あの時、3年か5年にしておくべきだったかな」と、色々と後悔しています。次の更新の時はもう少しじっくり考えよう…。
銀行によって説明も対応も差がついてきましたよね。前者の銀行で「これにしたら?あれにしたら?」と色々と調べてもらっていた時、「まだ決めないの?」という嫌そうな感じの対応でした。後者の銀行は「この客を必ずものにする」という感じで、こちらの色々な質問や調査依頼にも嫌そうな感じがなかったです。
長くなりましたが、自分達で自己防衛的に色々なことを勉強していないと損をするような時代になってきたんですかねぇ。日本なのに、凄く格差を感じ始めています。
投稿者 ノブすけ : 2006年01月13日 13:54
ご意見ありがとうございます。
確かに、商品やサービス提供者の知識や良心だけを頼りにできなくなった時代かもしれませんね。
・・・・病気の世界でも「セカンドオピニヨン」があるように、普通の消費行動なども、複数の情報を自ら入手し、判断することが求められています。
背景には、多様化した商品・サービス、情報の氾濫、専門の細分化などがあるんでしょう。
「自己責任」の範疇には、自分がわかることだけを自分が判断するだけでなく、さっぱりわからないことでも自分に関係することは自分で判断しなくちゃいけないということですね。
昨年来の耐震偽装問題などを経緯をみると、あらためてそう感じます。
規制がゆるやかになって、いろんなものが多様化し、選択の自由度が向上するということは、「自由」を手に入れた代わりに、リスクを背負うということなんですね。
投稿者 中村 : 2006年01月13日 14:43










