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2006/01/25

ライブドアショックでは?

 先月の中旬以降に、個人株主として株式市場に参戦した方は、先週の今頃、それはびっくりされたでしょう。

 また、昨年末、ボーナスが支給されたあと、ゆとりの資金で日本株の投資信託(それも小型株)を購入した方も多いはずです。

 日経平均の終値でみると、先週16日から18日の2日間で900円近く下がりました。15,300円台になりました。

 ちょうどこの金額は、昨年の12月中旬ごろの日経平均株価なのです。

 1ヶ月で900円(約6%)も上昇していたことになります。そして、同じ6%下落したのは、たった2日のことでした。

 「登り100日下り10日」という相場格言があります。今回のライブドアショックはまさにその通りになりました。

 昨年の秋の終わりごろから、「日本の株式市場には、最近過熱感がある」という言葉が聞かれ始めました。

 TVや新聞でもそう語られていました。

 実際、「過熱感」に根拠があるかどうかは別にして、メディアからの発信に「過熱」という言葉が入ると、それが投資家みんなの耳に入ってやがて刷り込まれ、投資家の頭には「ひょっとしたらそろそろ値下がりするかもしれない」という思いがよぎります。

 ただ、「まだ大丈夫だろう」とか「もしそうなっても自分はうまく乗り切ることができる」という、これまた根拠のない自信からくるうぬぼれも同時に頭の中に去来。「今はせっかくの値上がりチャンス。これを逃してもっと値上がりしたときはもったいない」という欲の皮のツッパリにはなかなか抗し難く、取引を自らすすんで中止することは至難です。

 風船が「ぷー」と大きく膨らんだ状態の時に、ライブドアという、ある種ちょっとした刺激が加えられましたから、「パーン」。日本株価はほぼ総崩れになりました。

 ただ、どうやらこれ、全体の株価にとっては一時的なできごとで終わりそうです。

 なにはともあれ、株式にしろ、投資信託にしろ、マーケットに参加していた人たちにとって、今回のショックは、セミナーや書籍では身につかない大きな「学び」があったはず。

 これからの運用に対する考え方の軸を持つ意味でも、運用スタイルを微調整する上でも、貴重な考える材料になったのではないかと思います。

最終更新時間 2006年01月25日 07:30

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