家計の金融資産が過去最高。
昨年よりも47兆円増えて、1454兆円也。1970年代後半から日銀が調査を開始して以来の過去最高とのことですが、あまりにもケタが大きすぎるので、一般庶民には、いまひとつ、ピンときません。
日本の家計全体の話なので、お金持ちのお年寄りや、ちょっとした株取引で巨億の富を築かれた方々などが、全体を大きく押し上げているのかもしれません。
どうして増えたかというと、株価が上昇して投資信託やら株式やらの評価額が上昇したこと。また、景気回復によってトータルで家計の収入が増えたことなどがおもな要因みたいです。
さて、では1454兆円のおもな内訳をみてみましょう。
金額そのものよりも前年からの増減に注目したほうが、金融商品に関するトレンドがみえてくるでしょう。
金利も日経平均も為替も、、、、体重も、体脂肪率も、ウエストサイズも、そして金融資産の動向も、日々の数値を確かめること以上に大切なのは、中期的な大きな流れ、方向性、トレンドをつかむこと。
さて、金融資産について最も大きいのは、相変わらず現金・預金。しかし、減っています。0.6%減の774兆円。預貯金はここのところずっと減少傾向が続いているよう。
逆に投資信託が28.4%増。金額にすると45兆円。そして、株式・出資金が25.2%増の142兆円。双方ともに、大幅な伸びになっています。
全体のトレンドは、収益を求めて、安全確実の資産からリスク資産へのシフトが図られているようですね。
ただ、全体のトレンドと個人の行動は異なるはずです。
「人と違うことをするんだ、自分の個性を大切にしたい」と力説している人が、金融資産の保有に関しては大勢と行動をともにしていては一貫性がありません。
「自分らしいトレンドの生かし方」
世間の動向に沿って、単にリスク資産にお金をどっとシフトさせるのではなく、今持っているお金の性質と金額を自分なりに分類して、適材適所のごとく、「適金適所」とすることが、トレンドに配慮しつつ自分らしいアクションをするということになります。
最終更新時間 2005年12月20日 07:30
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