医療費の負担が変わる。
来年から、また、私たちの医療費の負担が変わります。
実は、現在病院や薬局で医療費の3割を私たちが負担しているのも、ほんの数年前に負担比率が上がった結果です。
いまの医療費の負担の現状をみてみると・・・・・
3歳未満・・・・・・・2割
3歳以上70歳未満・・・3割
70歳以上・・・・・・・1割
(ただし、70歳以上の一定以上の所得<夫婦で年収621万円以上>の人は2割)
今後はこれが次のようになります。
3歳未満の2割負担を、義務教育就学前児童(おおむね6歳以下)にまで拡大(2008年度から)。子供にかかる負担を軽減することが目的です。少子社会に対応させた施策と言えるでしょう。
その他にも、子供向けの施策は、来年10月から出産育児一時金(現在30万円)が35万円に、5万円アップします。
6歳以上69歳まではこれまでと同じ3割負担が続きます。
70歳以上の高齢者医療の仕組みは、高齢社会に対応させるために大きく変わります。特に70歳から74歳の変化が大きいですね。
原則2008年度から、次のようになります。
70歳以上75歳未満・・・2割にアップ
※ただし、夫婦で年収621万円以上の人は、来年の10月から現在の2割が3割にアップ
※また、低所得者(住民税非課税世帯)の人は、従来通り1割負担。
75歳以上・・・・・・・これまで通り、原則1割
※ただし、夫婦で年収621万円以上の人は、来年の10月から現在の2割が3割にアップ。
こうみてくると、老後に向けて、負担が大きく増加するように思えるのですが、医療費全体が下がれば、負担割合が倍になっても、金額ではそれほど増えない可能性があります。
つまり、たとえば、医療費が全部で20万円かかった場合、これまでの1割負担が2割負担になると、2万円から4万円への支出アップになります。
しかし、医療費全体が30%削減され、20万円が16万円になったとしたら・・・。
その2割負担は、金額にして3万2千円。
今後、診療報酬(病院の売上に直結する診療単価)の見直しが具体的に行われます。
私たちは、負担を受け入れる代わりに、医療費全体が低減しているかということに目を光らせなければなりません。
最終更新時間 2005年12月09日 07:30
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