2005/12/21
2007年から地震保険の所得控除がはじまる。
来年度、2006年度からの税制改正で、所得控除として、地震保険料控除が創設されます。
先月の半ばに、この稿で「年末調整」に関する特集をお送りしましたが、その内容が、2007年の年末にはちょっと異なるということになります。
「地震保険料控除がはじまる」と冒頭で書きましたが、実は、現在でも損害保険料控除で、理屈ではカバーされています。
ただ、現実には、カバーしきれていないのです。
現行の損害保険料控除では、通常の火災保険は最大3,000円まで所得控除が行われます(所得税の場合)。
これでは控除枠が小さいので、通常の火災保険でいっぱいいっぱいになってしまいます。地震保険は、火災保険の「特約」(オプション)として加入することになっていますが、加入して保険料を支払っても、地震保険料までを使える控除枠がないのです。
だから、実質、カバーしきれていないのです。
で、どうなるかというと、2007年から通常の火災保険料控除はなくなってしまいます。
その代わりに、地震保険料等の控除は、最大5万円(所得税の場合)になるのです。
背景には、地震への備えを促進させようという意図があるのでしょう。通常の火災保険は、たいていのご家庭が加入していますが、地震保険への加入は、大きな地震が起こった時に一時的にブームになりますが、その後関心が薄れてしまうようです。
年末調整の手続きは、これまでと同様です。
11月ごろ、損害保険会社から送られてくる「損害保険料控除証明書」を会社に提出します。
最終更新時間 2005年12月21日 07:30
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