年末調整のお話し(1)
毎年この時期になると、会社勤めの方のお手元には、緑色の用紙が配られます。「扶」とか「特」と書いてある、例のヤツです。
「年末調整」のための記入用紙だってことはわかるのですが、なにせ年に1回のこと。毎年手続きをしながら、翌年まで手続きの詳細を覚えていたためしはあまりありません。
毎年毎年、同じ内容を人事担当の人に質問したり、部門のとりまとめ担当者に聞いたり・・・・・。書類に必要事項と思われることを書き込みつつも、馴染みのないことゆえ、どこか不安を抱えながら記入してしまいます。
ある会社に勤める、「年末調整」を担当業務にしている人に聞いたことがあるのですが、この時期になると、全社から提出された書類のチェックや問い合わせへの対応などで、夜遅くまで残業。土日もなしの日々が続くそうです。・・・不備もいっぱいあるんだそうです。
「年末調整」は、会社員が1年間に支払う税金を調整するために行われる手続。
個人が支払う税金(所得税や住民税)は、1年間、つまり1月1日から12月31日までの所得に対して支払うことになっています。
住民税は、前年の所得に基づいて税金が計算されるので、「年末調整」は翌年の住民税額を決めるためのものになります。
一方、所得税は、所得のあった年に支払うのですが、12月31日にならないとその年の所得は確定しないはずです。
それでも、一般にサラリーマンは、約1年前の1月の給与から毎月、所得税が差し引かれているのです。
これは、仮に計算された所得税をとりあえず納めているからなのです。
そして、年末に所得が確定したところで、1年分を精算する。それが「年末調整」なのです。
最終更新時間 2005年11月14日 07:30
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