長期金利に注意せよ。
「金利」・・・
この言葉は、聞く人にいろいろな「金利」を思い起こさせます。
住宅ローンで住宅を買おうと思っている人は、ローンの金利が上昇して返済利息が増えるのではないかとソワソワ・・・。
預貯金のある人(ほとんどの人がいくばくかはあるでしょうが)は、預貯金の金利が上がり、これまで一向に増えなかった元本にようやく利息の灯がともると喜んだり・・・。
個人向け国債を購入している人は、半年単位で金利が見直される次のタイミングで金利が上昇するかもと皮算用・・・。
「金利」と言っても、いろいろな種類があるのです。
その中で「長期金利」というのは、いろいろな「金利」を決めるときの指標になっているものです。
TVニュースで「長期金利」が話題なることはほとんどありません。
日経平均やTOPIX、円ドルの為替は、毎日のTVニュースの終わりごろに必ずといっていいほど触れられるのですが、なぜか長期金利は、教えてくれません。
私なんかは、「長期金利」こそ、教えて欲しいと思うのです。
日経平均、TOPIXの株価指標のどちらか一方をやめてもいいから(やめて欲しくないけど)、長期金利を、画面に表示するだけでいいから触れて欲しいのです。
なぜなら、この長期金利が、冒頭で述べた、私たちの生活に関わる金利に直接大きな影響を与えているからです。
「長期金利」とは、10年物の国債の平均利回りのことを指しています。
「いろいろな金利の指標を、10年物の国債の利回りに決めよう!」ということになっているのです。その訳は、10年物の国債の流通量が多く、日々投資家によって活発に取引されているからです。
TVでは取り上げられませんが、普通の新聞には、必ず、他の経済指標と同じ場所に掲載されているはずです。見てみてください。
先週末に長期金利が久しぶりに、約1年と2ヶ月ぶりの水準に上昇しました。1.6%を超えました。
今後、持続的な日本経済の成長、物価の上昇、日銀が行っている量的緩和金融政策の解除などをにらんで、「長期金利」は上昇に向かうと思われます。
預貯金をしている人にとっては朗報。問題は、ローンを抱えている人、あるいは、これからローンを活用しようと思っている方です。
そんな人は、常に「長期金利」に配慮する習慣をつけておいてください。
動向を把握しておけば、事前に「手」を打つこともできますから。
生活防衛をする意味でも・・・。
最終更新時間 2005年11月08日 07:30
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