株の個人シェア53%。
最近の日経平均は上昇基調。実際に取引を行っていなくともTVを何気なく見ているだけで、新聞をパラパラめくっているだけで、その様子は伝わってきます。
11月10日(私の誕生日)の日本経済新聞夕刊のトップページには、「株売買、個人シェア53%」のタイトルがドカーン。
1月から10月までの個人投資家の売買高シェアが半分以上になり、1984年以来21年ぶりの高い水準らしいのです。
売買シェア53%とは、誤解を恐れずにいうと、市場に100個のりんごがあったとすると、そのうちの53個を個人が買ったということ。ちなみに32個は外国人が買っている。残りは、法人(会社など)が買っているようです。
こんな数字を見せられると、日本人の半分以上が株式売買をしているような感がしてしまいますが、決してそうではありません。くれぐれも電車に乗り遅れまいという思いだけで、急いで証券会社に口座を開設し、大金をつぎ込んだ取引を開始されることのないようにしたいものです。
個人投資家の売買が増えた理由は、ネット証券(店舗を持たずにネット経由で株式売買ができる証券会社)が大流行の今、短期売買を繰り返す人が多いからです。
1人の人が1週間にある銘柄の株式1,000株を10回売買したら、それで10,000株式が取引されたことになります。そんな調子なのです。
日本人の中で株取引をしている個人は全体の10%にも満たない数だと思いますが、その人たちが、やたら売買しているので、個人の取引量がガンガン増えているのです。
ネット証券の人気の秘密は、株式売買手数料が安いこと。手数料が自由化され、しかも、それまでは証券会社でしか見られなかったリアルタイムの株価推移をインターネットで見られるようになり、また、売買注文も電話を介することなくネットからダイレクトに行うことができるようになった。
ネット経由で投資家に勝手に売買してもらえれば、証券会社の社員を介して行うよりは効率的。どんどん手数料は安くなった。
各社複雑な料金体系をとっているので、料金の詳細は省きますが、イー・トレード、カブドットコム証券、松井証券、マネックス・ビーンズ証券、楽天証券、ライブドア証券などが代表的なところでしょうか?
短期売買を決して勧めるわけではありませんが、自ら投資金額を決めて、トライしてみるのも、勉強のうち。
私が味わって欲しいのは、株式を購入して含み損を抱えたときの、あの何ともいえない、どんよりした気分です。
「リスクをとるとはこういうことなのか?」が実体験として理解できると思います。
最終更新時間 2005年11月11日 07:30
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