生命保険はこう考える(7)
「子供がいる人は、万が一自分が亡くなったときの遺族の生活が心配なので、大きな死亡保障をつけましょう」という話を先週末にしました。
死亡保障の形は、終身保障(保障期間が一生涯)ではなく、子供が大人になって独立する(現実的には大学を卒業するころ)までの期間限定の「定期保険」が望ましいです。
定期保険というのは、保障期間が限定されている保険です。期限が切れたあとに万が一の事態が発生しても、保険金の支払いはなされません。
それだけに、必ず保険金の支払いが発生する終身保険とくらべると、毎月支払う保険料が安くなります。
逆に言うと、同じ保険料であれば、「定期保険」のほうが多額の死亡保障額を設定することができるのです。
子供が生まれたときには、数千万円の死亡保障が必要になりますが、そんな場合、定期保険だと、終身保険よりも家計の負担を低くすることができるのです。
◆子供の成長に伴う保険金の見直し
子供が生まれたときには、万が一の場合に備えて数千万円の死亡保険に加入します。この数千万円には、子供が0歳から大学卒業(約23歳)までの教育費や生活費の累計が含まれているはずです(そうでないと、リスクに備える保障の意味がありません)。
では、その5年後、あるいは、10年後にはどうでしょうか?
子供が0歳の時に加入したままの状態でずっと継続させていてもいいのでしょうか?
定期保険に加入する際の理屈から考えると、子供の成長にともなって、保険金は減額したほうがいいですね。
なぜなら、たとえば10年後には、子供の年齢は10歳。子供が独立するまでの年数は、あと約13年になります。保険で準備する額は、13年分の子供の教育・養育費や子供に伴う生活費ということになります。
10年前よりも必要となる保障額が減っているはずです。
したがって、かつて設定した保険金を減額するほうがいいのです。
保険金を減額することによって、、、、3000万円の保険金を2500万円に減額することで、月々支払う保険料の金額も、保険金3000万円分の保険料から、保険金2000万円分の保険料に減らすことができます。
このような工夫で家計の中に占める固定費をスリム化することが可能なのです。
最終更新時間 2005年10月31日 07:30
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