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2005/10/28

生命保険はこう考える(6)

 シングル、独身の人が入るべき保険は、医療保険でいいのではないかということや、医療保険やガン保険の仕組みについてお話しをしてきました。

 それでは、結婚して配偶者ができた場合は、どう考えればいいでしょうか?

 結婚して以後の保険の必要性については、2つのパターンに分けて考える必要があります。

 2つのパターンの境目は、「子供」です。

 保険加入のモノサシは、「万が一のことが起こったときの経済的なリスクの可能性」ですから、「子供がいるかいないか」の違いが判断に大きな影響を及ぼします。

 結婚しても子供がいない場合は、共働きであろうと、片働きであろうと、夫も妻もシングル仕様の保険加入で充分だと私は考えます。

 つまり、医療保険があればいい。

 ただし、子供がいる場合は(この場合はたとえ結婚していなくても)シングル仕様の保険に加えて、充分な死亡保障が必要になります。

 ここで、子供のいる家庭を想像してみましょう。

 一家の大黒柱である、稼ぎのある人に万が一のことが起こった場合に、誰がどれくらいの期間、経済的に困るでしょうか?そして、その困ることを困らないようにするには、具体的にはいったいどのくらいの金額が必要なのでしょうか?


 夫が働いていて(会社員)、妻は専業主婦。子供は上が5歳、下が1歳として考えてみましょう。

 夫が急に亡くなってしまいました。

・誰が困るか?
 妻と子供2人ですね。生活費に困ることになります。

・どれくらいの期間困るか?
 いろいろな考え方があるでしょうが、子供が独立するまでの間は、お金がかかりそうですね。妻が働けば自分は食べていくことができるでしょうが、子供の教育費や養育費までを稼ぐのはちょっと厳しいかもしれません。
 子供が独立するまでの期間は、現在の下の子供(1歳)が23歳になるまでなので、22年間。したがって、困る期間は22年間になります。

・どれくらいの金額が困るか?
 これも残された家族が、その後にどのような生活を送るかということにも大きく左右されます。
 ここでは、次のように考えてみましょう。
 妻は下の子供が小学生になったら働き始める。
 2人の子供は大学まで通わせることを考える。
 子供が独立したら、妻は自分の収入と遺族年金程度で生活は可能。

 としたときに、困る金額は、、、、

「子供が独立するまでに必要な家族の生活費-妻の収入合計-遺族年金合計」

 遺族年金とは、夫が亡くなった場合に公的年金から支給される年金のことです。

 生命保険に加入するときの考え方は、充分な死亡保障が必要なのは、子供のある家庭で、子供が成長して独立するまでの期間に、必要な生活費や養育・教育費の足りない額を保障額に設定することです。

 保険期間が一生涯ではなく、子供が独立するまでの期間限定の「定期保険」を中心に賄うのが基本です。

最終更新時間 2005年10月28日 07:30

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