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2005/10/17

FPは未来の可能性を広げ、将来の選択肢を増やす。

 毎日、「小ネタ」「時事ネタ」を主なテーマにして記載しています。

 今日は、ちょっと大きく、「ファイナンシャル・プランニング(FP)って?」ということをお話ししたいと思います。

 ファイナンシャルプランナーにもいろいろな方がいると思いますが、私にとって、ファイナンシャルプランニングは、「金融コンサル」という分類ではなく、「心理学」の領域に分類されるように思えます。

 おそらくこの仕事は、年をとればとるほど収入が上がると予測できる時代には成立していないでしょう。

 経済成長と人口の増加があたり前の時代の日本が、すべてにおいて、拡大路線を選択できたのと同じように、家計の経済成長時代には、人生の中の出費を伴うすべてのことが、「収入の増大」によって解決できました。

 ・・・それが幸せであったかは人それぞれ個人的な問題なのですが・・・

 人並みのことは、たいていの場合、ほとんどすべてを選択でき、そしてそれを実現することができたのです。


 これからはどうなるかというと、、、

 人と同じような仕様の生き方ではなく、「自分や家族にとっての幸せや充実感、豊かさを感じる生活や働き方は何か?」を中心にすえ、生活に目標を立て、その達成に向けて暮らしていく、そんな生き方にならざるを得ないのではないかと思います。

 「~ならざるを得ない」というのは、たいていの人は、普通「幸せや充実感や豊かさを感じることができる生活や働き方」がどんなものかということについて、実は、あまり考えたくない、できればそんな面倒で、頭の中でグルグル何かが渦を巻くようなことから避けて通りたいと思っているからです。

 「考えても答えはでないから、考えてもムダ」とも思っています。

 しかし、今後は、それを考えざるを得ない状況に追い詰められる、という意味で、「~ならざるを得ない」のです。

 考えてみると、人生の大切な選択は、できるだけ先延ばしにするように教育されてきた面もあるでしょう。

 高校で「普通科」に進むのも、職業系の学科に入るとその後の進路の選択肢が狭まるのを避けるためだし、大学に行くのも進路選択を4年間、先延ばしにするためです。

 先延ばしにできる理由は、先延ばしにしても生活ができるからです。子供の進路選択を遅らせても、親に収入があれば、何とかなります。


 「~ならざると得ない」直接のキッカケは、将来の収入が読みにくくなってきたことです。

 限られた収入の中でしか生活できないかもしれないとなれば、自分や家族にとって、将来の生活の中で「何を選択するか?何を優先するか?」がとても重要になります。・・・逆にいうと「何を捨てるか?」ということでもああります。

 幸いに、ひと昔前とくらべると、選択肢はとても多くなってきています。教育も、住宅も、金融商品も、就職先も、子供も有無も、配偶者も、、、、何をどう選んだとしても、誰からも後ろ指さされることもなく過ごすことができるようになってきています。

 収入を伸ばそうとすれば、能力や実力さえあれば、転職や起業によって可能になりました。ただし、それなりのリスクをとることにはなりますが。


 いずれにしても、「何かを選ぼう」とする前には、「選択肢には何があるか?他の可能性はないか?」を真剣に、一生懸命に考えるはずです。

 この「考える」プロセスの中で、いままでに気がつかなかった選択肢を発見したり、自分の可能性に気づいたりすることがたくさんあります。

 このことがとても大切だと思うんですね。

 ファイナンシャルプランニングは、「お金」を材料にして、新しい選択肢や可能性を発見することなのです。

最終更新時間 2005年10月17日 07:30

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