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2005/10/14

住宅ローンの検討には、タイミングが重要!

 住宅をキャッシュで購入する人にはまったく関係ない話です。

 ローンで住宅を購入する場合は、タイミングをはずすと、選択肢が大いに狭まる可能性があるので気をつけて欲しいと思います。

 だいたい、住宅ローンに関するご相談を受けるタイミングでもっとも多いのは、家やマンションを購入する契約をハウスメーカーやマンションデベロッパーとしたあとです。

 しかも、ハウスメーカーやデベロッパーから提携金融機関の紹介を受けて、自分の年齢や年収、借入希望金額などの情報を金融機関に伝え、ローンの審査(この人にお金を貸すかどうかを金融機関内で確認すること)をしている最中の相談が多いですね。

 この間は、家を買うことに決めて、契約後のほっと一息ついたあとに、ふと、ローン商品がたくさんあることに気づき、「どうしてハウスメーカーはひとつの金融機関の、しかもひとつのローン商品しか紹介してくれなかったんだろう?」と素朴な疑問を感じ始める時期。

 ハウスメーカーやデベロッパーは、物件の売買契約が済んだら、とにかく早く、お金を回収することが重要。一刻でも早く金融機関とローン契約を結んでもらって、自社に代金が入る状態に持っていくことが任務。

 金融機関の審査がOKが出るやいなや、あるいはさほど日数を置かない日程を締め切りに設定して「融資契約を結んでください」とくる。

 本当ならば、ご相談のグッドタイミングは、ほのかに住宅を買いたいという気持ちが芽生え始めた頃。このころに、そのときのローンの金利情勢を元に住宅の購入予算のシミュレーションをするのです。

 そうすることであせらずに、もっとも無理のない住宅取得を考えることができるのです。

 ただ、実際はそうもいきません。住宅を買いたいと思うと、善は急げ、行動力には自信があると、すぐにモデルハウスやモデルルームに走って、夢のマイホームライフの映像を頭いっぱいに映写し、空想の旅を始めてしまいます。そして、夢がうつつになる前に、契約書に印鑑を押してしまうのです。

 しかし、まあ、それはしかたないとしても、住宅ローンのご相談は、できれば、「物件の売買契約後、ただちに」ご相談いただくのがいいでしょう。

 ローン審査には、数週間程度が必要ですので、この時期であれば、業者から紹介を受けた金融機関の審査と並行して、他の金融機関のローン審査を受けることができます。

 複数の商品を比較して、選択することができます。

 なんとなく勧められる単品商品に決めるより、複数の商品から自分で納得して選ぶほうが、主体的です。

 住宅は、たくさんの候補の中から選ぶのですから、ローンもせめて、たくさんとは言わないまでも、いくつかの中から選ぶようにしましょう。

 重要なのは、タイミングです。タイミングが遅くなると、検討や選択の余地なく、勧められるローン商品に決めざるを得なくなります。

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最終更新時間 2005年10月14日 07:30

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