利回りの高い商品にはウラがある。
きれいな花には刺がある場合もあれば、そうでない場合もありますし、それは花に限ったことではないようですが、あまりにも利回りの高い金融商品には、必ず、何がしかのウラがあります。
ここでいう「ウラ」とは「リスク」のことです。
大きなリターンが見込まれる金融商品を購入する場合には、そこに大きなリスクも潜んでいることを承知していなければ、あとでがっかりすることになります。
皆さんは覚えていらっしゃるでしょうか?あるいは、お気づきになったことはあるでしょうか?
実は私の記憶も定かではないのですが、さほど古い話でもなく、新聞にかなり大きく「平成電電」の社債だったかなんだったか、期待される年平均利回り10%以上をうたった、個人からお金を集める広告が頻繁に掲載されていました。
「平成電電」は2003年に割安な固定電話事業を始めた会社で、設備投資として必要な通信設備の購入など名目で、協力会社や平成電電自体が個人からたくさんの資金を集めていたようです。
広告の利回りをひと目みて、「高いっ!」と思ったものでしたが、、、、、
その後同じ事業領域に日本テレコムやKDDIが同じようなサービスに参入。平成電電は苦境に陥り、10月3日、民事再生法の適用を申請しました。
約1万9千人の個人から集めたお金は490億円。10月4日の新聞報道を見ると、「個人から集めた資金の返還は、現時点では未定」。
この投資の件で、かつて、何度か、お問い合わせを受けたことがあります。
「この投資商品をどう評価されますか?」という類の質問です。
たいだい、単品の商品を取り上げて意見を求めてこられる人は、人差し指1本で背中を軽くそっと押してあげると、直ちに購入に走る方です。
購入することをほぼ決められていて、最後のひと押しが期待されていることは、手に取るようにわかります。
残念ながら、こちらはご期待に沿うようなお答えはせずに、「きれいな花には刺がある」の一点張りですから、たぶん質問者は、背中を押してくれる別の人を探して、他の誰かに同じ質問をされたのではないかと思います。
・・・今、がっかりされていることがないことを祈るのみです。
株式相場が活況を呈し(少し調整はしていますが)、2003年4月を底に日経平均が70%も上昇しています。
つい1、2年前は、我々よりも、投資については極めて消極的な方が多かったのですが、ここに来て、私たちよりも積極的な方が増えたように感じます。
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最終更新時間 2005年10月13日 07:30
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