投資信託入門(10)
◆基準価額と分配金
基準価額とは、投資信託の価格のことです。個別株式の株価と同じような意味です。
投資信託は普通、1万口あたりの価格で表示されています。
投資信託を設定して売り出しをするときは、必ず1万円から始まりますから、最初は1口1円ということになりますね。
その後、基準価額は運用成績によって上下しますので、1万円を上回ったり、逆に下回ったりします。
新聞の基準価額一覧をみると、さまざまな価格の投資信託があります。
同じ日本株中心の投資信託でも、1万円前後の価格のものもあれば、5千円台の価格のものもあります。
価格の違いは、もちろん運用成績の違いにもよりますが、投資信託の売り出し時期の違いにもよります。
たとえば、2000年の春ごろに設定された投資信託は、日経平均が2万円のころに売り出されたものです。このときの水準で、1万口1万円で販売されています。
現在の日経平均は13,000円ですから、単純に考えて、かつての1万円が65%程度に値下がりしていても不思議ではありません。
逆に、2003年の春先に設定された投資信託は、日経平均が8,000円のころに売り出されています。このときの水準で、1万口1万円で販売されています。
現在の日経平均は13,000円ですから、同じように考えると、かつての1万円が16,000円程度に値上がりしていても不思議ではありません。
「分配金」とは、株式投資における「配当金」と同じものです。
投資信託の基準価額の上昇に伴い、一部を分配金という形で投資家に還元するものです。
投資信託には、決算期が年に1回以上あり、運用成果がいい具合に推移すれば、決算期に分配金が支払われます。
分配金が支払われた投資信託の基準価額は、分配金の分だけ一時的に値下がりします。
これも株式の配当金と同じですね。配当金が支払われると決まった段階で株価が配当金相当分値下がりします。
分配金の支払い直前と直後で、換金したときの合計金額が変わらないようにしているのです。
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最終更新時間 2005年09月30日 07:30
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