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2005/09/12

郵便局が10月から投資信託の販売を開始!

 新聞などでは小さな扱いとはいえ、これまでもちょいちょい取り上げられてきましたが、どうも、このことをご存知の方はあまり、あるいはほとんどいらっしゃらないようです。

 郵便局の金融商品といえば、貯金と簡易保険。いずれも1,000万円という限度額が定められており、元本が保証される安心の金融商品です。

 いっぽう、リスク商品でいちばん私たちに馴染みなのは証券会社。もっとも証券会社に口座を開き、実際にお取り引きをしている方は少ないでしょう。しかし、駅近を歩いていると、証券会社の派手な看板がよく目にとまります。

 大手の証券会社だと、イチローや小西真奈美をTV画面に登場させているので、私たちの頭には、知らず知らず、印象に残っているはずです。

 もともと証券会社は、有価証券を販売しています(株券や国債などの債券や投資信託など)から、「怖い」というイメージを抱いている方が多いようです。

 元本が保証されない怖さと、接触すると営業マンに買わされるかもしれないという怖さです。

 その「怖さ」が、「そうも言ってられない」という流れになったのは、預貯金の金利が、長いあいだ地面すれすれの低空飛行をしているためにお金を預けても一向に増えていかないイライラが理由のひとつ。そして、もうひとつのわけは、「銀行」がリスク商品の取り扱いを始めたこと。

 いわゆる「銀行窓販」によって、変額個人年金、外貨建て定額個人年金、そして、投資信託の認知の度合いが一気に高まりました。

 「これまで、元本保証で安心できる預金の取り扱いをしていた銀行。そこから勧められるリスク商品も、なんだかリスクなんてない商品に思える」という誤解があるようですので、注意が必要です。

 いままでの銀行は、どんな体調の人が飲んでも支障のない薬ばかりを売っていたドラッグストアのようなものです。そして、リスク商品の販売を始めた銀行は、人によっては副作用のある薬も品揃えに加えたお店だと考えたらいいでしょう。

 見た目は変わらないにしても、性格が変わったといういことです。行員が喋る内容も変化しているはずです。

 そして、10月からは郵便局もリスク商品の販売を行います。

 ここ数年、郵便局にいくと、簡易保険のほかには「個人向け国債を売ってますよ」というセールストークしか聞けませんでしたが、今後は、もっと別のバリエーションのあるトークが聞けそうです。

 具体的に販売する投信商品は、

○グローバルバランスファンド(野村アセット)
 国際的なさまざまな資産に分散投資をしている投資信託のようですね。世界の主な6つの資産が投資先です。比較的リスクを抑えた商品になりますね。

○日経225インデックスファンド(大和證券)
 日経平均に連動して値動きするインデックスファンドといわれるものです。
 日経平均が上昇すればこのファンドの基準価格も上昇しますし、下落すれば、基準価額も下落します。

○TOPIXインデックス+αファンド(ゴールドマンサックス)
 東証株価指数に連動し、しかも少しの超過収益が上がるように基準価額が動くことを目指したファンドですね。


 郵政公社が10月から取り扱う投資信託は上記に決まったわけですが、これをみると、さまざまな配慮がなされたことがわかります。

 日本の大手証券会社に関連するものが2本。そして、外資系が1本。業界への配慮や米国への配慮でしょうか?

 そしてお客様への配慮は、リスクをあまり大きく取りたくないという思いと、基準価額の値動きが日常生活の中で実感できるようにすること(日経平均やTOPIXは毎日のように新聞、TVで扱われているので馴染みがあるでしょう)を重視したように思えます。


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最終更新時間 2005年09月12日 07:30

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