三大疾病保障付住宅ローンは得か損か?。
ついさきごろ、あるメガバンクが、三大疾病保障付きの住宅ローンの販売を10月から販売すると発表しました。
三大疾病とは、三大成人病ともいわれ、「がん、急性心筋梗塞、脳卒中」のこと。この3つの病気が、わが国の死因の半分を超えています。
これらの病気と医者に診断された場合には、以後の住宅ローンの返済が免除されるのです。
普通、住宅ローンを借りるときには、団体信用生命保険に加入することになっています。おかげで、返済途中に万が一債務者(借金してる人)が死亡した場合や、高度障害状態になった場合、それ以後、ローンの返済をする必要はなくなります。生命保険金で残りのローンが完済されるからです。
ところが、あくまでそれは死亡、あるいは、それに近い状態になった場合のことで、病気などで入院したり治療していたりする場合は、収入が途絶えても、基本的にはそのままローン返済を続けなくてはいけません。返済義務を免れることはできないのです。
そのような不安に対応したものが、三大疾病保障付住宅ローンなんでしょう。
「保険がついているからちょうどよかった。保険と住宅ローンをセットで考えることができるのはラッキー。いずれ保険に加入しなければと思っていたから・・・」と考えて判断したら×。
ちゃんと保険期間を確認してくださいね。自分が何歳になるまで保障が効くのかをしっかり確認すること。病気保障の適用期間が、ご自分の考えている期間と同じでないならば意味がありません。・・・返済期間終了までなのか、あるいは、ずーと一生涯の保障なのか・・・
このローンには、保険機能がついているので、当然、保険料を支払う必要があります。この保険料の徴収の仕方は、ローン金利に保険料分の金利を上乗せした形になっています。
したがって、お客様にとっては、普通よりちょっと高めの金利で毎月のローン返済をしているのと変わらないと思います。
保険機能分の上乗せ金利は0.2%~0.3%。これを高いとみるか低いとみるかは判断の分かれるところかもしれません。ローンを組むときに、金融機関の担当者に「ローン返済中に支払う保険料の総額を教えて?」と聞けば通算どれだけの保険料を支払うことになるのかがわかります。
最後に私見を・・・・金融商品はシンプルに限ります。
住宅ローンは住宅ローンのみ。そして、保障が必要ならば、保険会社に連絡するのがよろしいかと思います。
・・・ローン返済中に三大疾病にかかる可能性が相当高いと自覚する人は別ですが・・・
住宅ローンの返済期間は、60歳、あるいは、遅くとも65歳に設定されている方が多いと思います。この期間の疾病確率です。
FPオフィス Work Works.では、ライフプランをご一緒に考え、資産運用、生命保険の見直しや加入、住宅ローン、教育費の準備などについて、老後まで配慮した最適なご提案をします。
最終更新時間 2005年08月30日 07:30
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