人民元切り上げの影響。
毎日毎日、TVは、ニュースの最後に日経平均、TOPIX、円ドルの為替相場のお知らせで締めくくられるような構成になっていますが、個人的には、これに、長期金利の動向(10年物の国債の利回り)も付け加えてほしい。・・・・これが、住宅ローンの今後の動向や、預貯金の金利の動向を左右する重要な指標だからだ。
その他考えてみると、為替といえば、TVでは「円とドル」の関係のみ。12チャンネル(TV東京)系列では、その他通貨の動向を知らせることもあるが、残念なことにTV東京系列は、あの畳みかけるように続くグルメ、旅のイメージが強すぎて一般の人がチャンネルを合わせる機会が少なそう。
しかし、ひょっとすると、近い将来には一般の人がよく見るチャンネルでも、米ドルだけでなく、ユーロ、豪ドル、加えて中国元などの相場状況のお知らせが普通になるかもしれない・・・・それだけ、日本は米国以外の国々をちゃんと意識しなくてはならないほど、グローバル化が進展しつつあると思うのです。
私たち生活者も、複数の国の通貨の状況、動向を知ることは、国際分散投資をする上での参考になると思うのです。
さて、先週、突然のことでびっくりしたのは、東京の地震と人民元の切り上げ。・・・地震に関することは、明日にもお伝えするとして、今日は、人民元切り上げの影響について・・・・
まず、「通貨の切り上げ」とは、その国の通貨の価値が他国の通貨に対して、相対的に上昇する(上昇させる)ということですね。
自国の少ない通貨で、他国の多くの通貨を購入することができるということ。
話が空中を舞いそうなので、もっと身近な例でいうと、、、、
今回の元の切り上げは、切り上げ幅が少ない(ドルに対して2%)なので大きな影響はなさそうだが、
・中国から輸入されているモノが値上がりする
・中国に旅行したときにこれまで以上にお金がかかる
・日本から輸出するものは中国内で値下がりする
ただ、今回の切り上げは、同じアジア圏の通貨だということで、円の相場も影響を受けています。ドルに対して円高が進行しました。
円高になると、輸出で儲けている日本の企業の業績悪化懸念から株価が下落しました。円高になると、アメリカでそれまでと同じように100$で販売しても、その100$を円に転換した場合に、以前より円での金額は少なくなりますから儲からなくなり、業績が悪化するという連想が働いているんです。
長期金利(10年物の国債の利回り)も影響を受けて、下落しました。
長期金利が下落するということは(それが持続すれば)、固定型の住宅ローンの金利は下がりますし、預貯金の金利も・・・・・。
やはり、グローバル化は相当なスピードで進展しているのです。
最終更新時間 2005年07月27日 07:30
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