wisdom Business Leaders Square
ビジネスに役立つ「次の一手」をあなたに
ビジネス用語辞典 Wisdomブログ

経営戦略 成功ストーリー マネジメント ビジネススキル ITトレンド IT講座 マーケティング ちょっと一息

2005/09/20

セビリアとカディスのスペイン料理(セビリア、カディス)

さて、今回の旅の目的地、アンダルシア地方にやってきました。セビリア、カディスとコルドバ、マラガの2回に分けてレポートします。

アンダルシアは「地中海の最も古い国」の一つです。支配民族は、フェニキア人などの殖民時代を経て古代ローマ、それを滅ぼした西ゴート、イスラム教徒でアフリカから来たムーア人、キリスト教徒と変遷し、少数民族として、ユダヤ人、ロマ(ジプシー)が共存しました。このような多様性の下で、アンダルシア特有の文化が生まれています。旧石器時代の洞窟美術、ギリシャ、フェニキア人の遺跡、古代ローマ帝国の文化、イスラム文化(古代ギリシャやイスラムの天文学、哲学、数学等はこの地を介してルネサンス期にヨーロッパに広がった)を経て、レコンキスタ後に新大陸発見による貿易で賑わった後、フラメンコ、闘牛などがロマによって発明・発展しました。

■セビリア

まずはスペインの代表的観光都市、セビリアです。万博(1992)の開催地として記憶にある方も多いと思いますが、その歴史は古く、古代ローマの5賢帝の中の2人、トラヤヌス帝(彼の統治時にローマ帝国の領土は最大になった)とハドリアヌス帝もセビリア近郊の生まれです。コロンブスが到達したのがインドではなく新大陸だと証明したアメリゴ・ベスプッチ(「アメリカ」の語源)はセビリア港から出帆しています。日本との交流もあり、近郊のコリア・デル・リオには、ハポン(=スペイン語で日本の意味)姓の住民が約六百五十人もいるそうです。17世紀に伊達政宗の正使として、支倉常長の慶長遣欧使節団が同市に残った日本人の子孫で、なんと彼らには蒙古斑があると言われています。さらに、有名なフラメンコはセビリアからカディスにかけた一帯で発祥・発展しました。文化的に豊饒な地です。また、音楽好きの僕にとっては、カルメン、セビリアの理髪師、ドンファン、フィガロの結婚の舞台として魅力的でした。カルメンが勤めたタバコ工場は現在ではセビリア大学の法学部として使われています。

night.JPG
夜のセビリア。道に机を出して食事を楽しむ人々

灼熱で食欲減退していたので、ロブレス・タパスに入りました。ここは、セビリアの老舗レストラン、ロブレスが経営するタパス専門店。店内は闘牛士の写真で飾られており、セビリア気分満点です。最上級の生ハムとコールドタパス3点盛りとシェリーを注文しました。「シェリー」は実は英語であり、スペインでは「ヘレス」と言わないと通じませんので要注意です。僕が「シェリー、シェリー、近くのヘレス・デ・ラ・フロンテーラのお酒」と英語で説明していると、後ろで聞いていた地元民が「ヘレス」と通訳してくれて、やっと注文できました。

roburesu.JPG
ロブレス

食後はセビリア一番の老舗タブラオ、ロス・ガリョスでフラメンコショーを堪能しました。

■カディス

カディスはセビリアからさらに南下した地中海沿岸都市で、コロンブスがアメリカへの二度目の航海にこの地から出帆したことや、ウサギの格好をしてピョンピョンと飛び跳ねるだけのカーニバルで有名です。貧乏だけど活気のある港町で、今回の旅行で最も感動した街の一つです。クラシックの作曲家「エマニュエル・ファリャ」の生家もあります。

cadiz.JPG
カディスのとある通り。右はファリャの生家

ここで入ったタパス屋さんは「アウレリオ」。海の幸がで有名な地元民で賑わう小さなお店です。ミシュランに載っていました。アウレリオとは当地の伝説的なフラメンコ歌手「アウレリオ・セジェス」から来ています。彼の歌を思い浮かべながらのタパスは最高でした。

aurerio.JPG
アウレリオ入り口

最終更新時間 2005年09月20日 21:05

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.blwisdom.com/mt/trackback/737

このリストは、次のエントリーを参照しています: セビリアとカディスのスペイン料理(セビリア、カディス):

» ■披露宴に出席 from ロシア投資&ビジネス情報
■昨日は最近結婚したK氏の披露宴に出席してきました。 ■18時に高級グルジアレストランに行かねばならなかったんですが、大阪の友人とビデオ会話していたので遅れそ... [続きを読む]

トラックバック時刻: 2005年09月25日 04:23

こんにちわ、初めてコメントします。
ブログ、楽しく読ませていただきました!
水野さんのグルメっぷっりを目の当たりにして、ビックリしてます(^ - ^)。私は食べ物には疎い方なので、これからも面白い話と共に、色々と教えてくださいね! ではでは。

投稿者 アルバート・トオル : 2005年09月25日 04:19

 アルバート・トオルさん、はるばるモスクワからのコメント、ありがとうございます。と言っても、昨日お会いしているんですよね、実は!
 昨晩、モスクワのレストランガイドを3種類入手しました。口コミ情報も集めていますので、教えて下さいね。
 今晩はインターナショナルホテル前にあるシノックで食事予定です。

投稿者 水野文博 : 2005年09月25日 21:31

コメントしてください




情報を記憶しますか?


※必ずこの『Wisdomブログ利用規約』をご一読いただき、同意された上で投稿して下さい。