RFIDの市場での可能性
今月は更新に間が空いてしまいました。
先日の出張では、久々にRFIDの実用化に関する取材をしましたので、そのお話をご紹介してみます。
おじゃましたのは、飛騨高山のJA飛騨ミートさんです。
以前、e!プロジェクトでうかがった際にも、食肉のトレーサビリティへの活用の実証実験を行っていらした先進的なフォールドです。
今回は、各種センサータグによって、生産から流通、最終的には消費者に至るまでのフードチェーンを通じて、温度管理を行い品質の維持、食の安全性をより向上させようという試みです。
実際の市場でも、こうした食品のトレーサビリティにRFIDやIPv6による情報伝送を可能にした事例は、ボチボチ登場しています。しかし、どうしてもタグのコストなどの障壁から、どんなものにも導入するというわけにはいかないのが実情です。
幸いにも、飛騨ミートさんでは、“飛騨牛”というブランド牛の付加価値の向上などにも大きな意義がありますから、ブランドロイヤリティの向上という意味でも、多少のコスト高であっても、品質管理や啓蒙は意味があると考えられます。事実、BSD問題が起こった場合も、ブランド牛に関しては、市場の信頼の回復が圧倒的に早かったと聞いています。つまり、食品の安全性の確保は、当たり前、それ以上の付加価値をどのようにプレゼンスしていくかが次のステージになるというわけです。
先日来、ニュースをにぎわせている食肉加工業者などとは、まったく姿勢が異なっています。
一方、曲げられるRFIDなどのフレキシブルエレクトロニクスをはじめ、技術的にはより高度で実用向きのデバイスが登場する中、利用シーンの広がりとともに、どのような情報を活用することが必要なのかどんなサービスを付加することが重要なのか、マーケッターの腕の見せ所になってきます。
最近では、RFIDと映像監視などを組み合わせて、商品流通だけでなく、物理的な商用施設の導線分析などにへの活用もはじまっており、市場への広がりの兆しが見られます。
しかし、情報量が増大する昨今、情報の提供も取得も加工する人のフィルターが重要ですね。
要はコンテンツ次第ということになるのでしょうか。











