インターナル・マーケティングで活性化
つい先日、「日本の20代から30代の4分の3近くが現在の仕事に無気力を感じており、半分が、機会があれば転職したいと希望している」との調査結果がニュースでも大きく取り上げられました。いわゆる“やる気のない若者”ってことでしょうか。
確かに、昨今は個人主義的なライフスタイルを追求する人々が増加し、会社で働いていても社会的な使命感がわかないと感じている人が増殖しているのだとか….
こうした時代背景の中、各企業とも優秀な人材の確保に苦労しています。
昨日も、クライアントとお話をしている中で、優秀な人材はどこでも引く手あまた。逆に言うと、そういった人材は、なかなか見つからないと言います。
一方、企業はコンプライアンスや社会的責任などへの対応を明確に示すことへの要求が増大し、今やCSR(Corporate Social Responsibilityの略で、企業の社会的責任と訳しますが、一般的に“社会貢献”活動とも言われます)への取り組みが大きくクローズアップされています。
実際、日本でもこうした活動の歴史が浅いわけではないが、欧米に比べこれらの露出があまり、上手ではありませんでした。しかし、近頃ではコーポレートメッセージのメインストリームとしてCSRを取り上げている企業も少なくない。CSRを企業宣伝に活用する手法は、社員やその家族など、身近でありながらなかなか企業姿勢を伝えきれていない“ステークホルダー(企業の利害関係者)”へのアピール効果も期待できます。
つまり、インターナル・マーケティングとしての効果も非常に大きいのです。社内のモラル、従業員のモチベーションを多方面から、向上させる上で会社の存在意義を大きく印象付けるのです。インターナル・マーケティングの必要性は以前にも少し触れました。本来でしたらマーケッターの重要課題のひとつでもあるわけです。ということで、最近は、我々もCSRのプレゼンスに関するご相談も多々受けるわけですが、実際の効果は、検証中といったところです。
毎日の仕事だけでは、使命感や自分らしさの表現ができないと思っている“やる気のない若者”も少しは違う角度でのモチベーションを見出してくれることを願うばかりですが….
最終更新時間 2005年12月20日 08:44
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