wisdom Business Leaders Square
ビジネスに役立つ「次の一手」をあなたに
ビジネス用語辞典 Wisdomブログ

経営戦略 成功ストーリー マネジメント ビジネススキル ITトレンド IT講座 マーケティング ちょっと一息

2005/11/28

マーケティングしないマーケティング

近年従来型のマスマーケティングに代わって、オルタネイティブマーケティングと称される新潮流がいくつも話題になっています。その中でも昨今「反ブランド」とか「ブランドハイジャック」などのキーワードが、巷に流れています。
それぞれの主張は、様々なので、ここでは割愛しますが、重要なのは従来企業のマーケッターがリーディングしてきた市場はもはや崩壊し、消費者が市場をリードすることを改めて、認識しないといけないということなのです。
今までには、バイラルやハローなどの効果については、このブログで触れてきましたが、特に、口コミの効果はいまや意図的な広告宣伝を大きく超えるものとして認識されています。また、ブランドマネージャが主張する通りに受け入れられるほど、昨今の消費者は甘くないのです。むしろ、天邪鬼だからこそ、ほれたが最後、いやがうえにもロイヤリティは高まります。
このような論調が活発になると、これまた机上の空論好きの方々が、良くも悪くもすぐに引用をはじめて扇動するのはどうかと思いますが…
それから、だったらすぐに「バイラルマーケティングだ!」と施策するのは間違いです。
というのも“バズ”いわゆる口コミは、ある種の施策や種まきの結果 醸成されるものであって、これを育てる市場との共創環境が必要です。

実は、ITの世界でも昨今“共創“がブームのひとつです。簡単に言うと
ITインフラなどの情報プラットフォームの役割は、今までの効率や機能の提供から、人間の支援や環境との共生へと推移するという考え方で、人とシステム、人と人が影響しあうことで、もっと暮らしやすい世界に向かうというシナリオです。
つまり、情報の波が常に押し寄せる現代では、もっと人間のほうを向いた生活環境が、特に望まれる傾向にあります。
そんな中、企業の主張だけを多くのメディアから訴えても、ノイズになるか、あるいは反感を買うのが関の山です。ですから、「基本は人に戻る
信頼できる人からの情報は、より信憑性の高い情報としてインプットされるわけです。
結果、形成された口コミはスクリーニングされた情報として、届き易いのです。
バズの形成には、通り一遍のマーケティング施策は、通用しません。自分も、消費者や利用者の立場にたつ、あるいは消費者と共に作り上げる。こんなことは、もちろんわかっているつもりです。でもマーケティングしないマーケティング。なかなか、できるものではありません。ね。

最終更新時間 00:23 | コメント (0) | トラックバック

2005/11/08

未熟であることの魅力

昨今、ベンチャー企業などの新規ビジネスのお手伝いの機会がにわかに増えています。
その中でふと思ったのは、「若いということは、本当に素晴らしいなぁ」ということです。
経営者はもちろん今話題の30代。もちろん、まだまだ経験は足りませんが、それを情熱スピードがカバーしています。
そして、私が何より魅力に感じるのは「未熟」であることをすぐに認める潔さです

さて、マーケティングを実践する上で、情報と論理武装は非常に役に立ちます。役に立つ上、ちょっとしたディスカッションでも大いに影響力を持つため、そこにばかり注力しがちです。こうした情報をいかに“自分のものに”するかが肝なのですが….
しかし、「市場や顧客はよくも悪くも“生き物”」。必ずしも思った通りの結果が待っているとは言えません。こんな時どうするのか?
経験が役に立つこともちろん多いのですが、最も適切な軌道修正ができるかどうかは
自分(もしくは自分たち)が未熟であることにいち早く気づく」ことです。

我々のクライアントの中には、「頑固おやじ」のように頭が固い、アクションが遅い、事なかれ主義の3拍子そろった若い方も少なくありません。こうした企業は、組織も閉塞感に満ちてしまいます。

一方、年齢に係わらず柔軟な発想、人の話を聞くことのできる方は、それこそ、スポンジのように新たな情報、施策を自分のものにすることができます。こうした方々は、自分の失敗を正されることをいとわないのですが、2度と同じ失敗を繰り返さないといった特徴も備えているように思います。
つもり、「未熟」であることを思い知るのは、「自分を知ること」に繋がるのではないでしょうか?
「己を知る」ことは、企業でもマーケティングの基本であることは、言うまでもないでしょうが、改めて、考え直してみませんか?

最終更新時間 01:51 | コメント (0) | トラックバック