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2005/10/25

集まる顧客が店の質を左右する

さて、商品やサービスのファンを増やすには、サービスの質を上げて、ロイヤリティの高いお客様を集めることが必要です。こうしたたゆまぬ努力によって、リピート客が、あるいは口コミで、顧客が定着するようになります。
ネームバリューのないビジネスにとって、プロモーションの一環としての雑誌掲載や取材というのは、絶大な威力を誇ります。しかし、こうした反応は、非常に一時的だということも念頭に置く必要があります。
人の心は、まったく移ろいがちで、勝手なものだとお考えください。
そこで、あくまでも一見客の来訪を好まず、取材や雑誌掲載を拒む企業やお店も少なくありません。一見、こうしたお店は“がんこ”とか“古風”に捉えられがちですが、実は結構ビジネスライクな判断とも言えるのです。
そう、ご存知の2:8の原理に基づいているからです。
店の売り上げの8割が、2割の上顧客によって占められているというものです。
まぁ、この数字は目安でしょうが、マスマーケティングを脱却すべきビジネスにおいては、あながち間違ってはいないのではないでしょうか。
そして、もうひとつのポイントがあります。
店の品位や質は、実はその顧客によって醸成されるからなのです。
レストランやサービス業などで考えると、わかりやすいと思います。
そこに、通ってくる顧客の質が高ければ、高いほど(別に高飛車ということでなく)店のモチベーションも維持され、モラルの高い雰囲気、サービスが常に提供される好循環を生み出します。こうしたサービスを気にいった新規客も、いずれ顧客に加わること間違いありません。
こうして、店の品質は、いわば顧客によって育てられるのです。
一方、一時的なブームによって一見客に荒らされ、従来のサービスの提供ができなくなった店には、上顧客も離れ中長期的には、大きな打撃を受けてしまいます。
つまり、プロモーションや露出も戦略なしには、うまくいかないということです。
自分たちの商品やサービスは、だれに対しどの程度のライフサイクルでリーチするのか、予測と分析、それに対する手法とテクニックは無数にあります。はじめからブランド力を持って生まれてくるもには、ないのですから…

最終更新時間 2005年10月25日 13:09

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