ブランディングの要「ネーミング」!
以前も何度かブランディングについて触れましたが、今回はネーミングについてのお話です。ブランディングの重要性は、何度もお話していますし、すでに皆さんも十分認識されているかと思います。新しい企業や事業の立ち上げ、製品開発のあと、あるいは並行して、真っ先に苦慮するのがネーミングです。
まさにブランド戦略の要のネーミングなのですが、これが本当にたいへんです。ちょっとマーケテイングの本質とはずれてしまいますが、実務では以外に重要なのでご紹介します。
通常、ターゲットユーザや競合分析、その他多くの条件と戦略にマッチした名称の候補を絞り込んでいくのが定石だと思います。当然ながら、ロゴ、パッケージングも想定。商品の特長や成分、仕様などから発想する場合もあるでしょう。
そして戦略上、ぴったりの名前が見つかったとしても、まだまだ油断できません。
なぜなら、それは商標登録の壁が待ち受けているからです。
商標法によると
商標登録により保護される「商標」とは、「文字、図形、記号若しくは立体的形状若しくはこれらの結合又はこれらと色彩との結合(標章)であって、業として商品を生産したり、役務を提供したりするものが、その商品又は役務について使用するもの
とあります。
そのため、特許庁にしかるべき商標を出願し、登録されれば晴れて商標として大手を振って使用できることになります。
また仮に、商標として類似関係がない場合でも、普通名称や、商品の産地、品質、役務の質、用途などを普通にあらわした商標や、きわめて簡単かつありふれた商標など、一般の消費者が特定の出所から提供されている商品やサービスだと識別できない商標は、登録できないといった障壁もあります。
しかし、そのために考えださねばならない名前、そしてその後のプロセスは、それは苦難の道のりです。
次回は、この続き:実際に経験した苦労話をご紹介します。

最終更新時間 2005年09月01日 01:10
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