弊社も成人式?
私事ですが、まあ毎回私事を書いているので断らなくてもいいのでしょうが、会社をつくってから20年目を迎えました。昨日は各地で成人式でしたが、弊社もよたよたしながら成人を迎えたわけです。
これまで支えていただいた皆様に心から御礼を申し上げます。
あれは90年代初頭「バブルの崩壊した頃」でした。
資金も資格もなく、コネもなく、まったく無謀でした。
当時、独立することを、目上の経営者の方に話したら、
「藤木くん、なんでこんな時に独立するんだ。これからバブルが崩壊して、とんでもない時代が来るんだぞ」
と、きびしく、しかし親身に諭されました。
「これから、月30万円もらっていた人は月10万円しかもらえなくなるだろう。しかし、10万円でやっていかなくてはならないんだ。そんな厳しい時代が来るのにキミと来たら!」
と怒られました。
スタートダッシュは悪くなかったのですが、その方のおっしゃるとおり、すべてのものがシュリンクしてしまい、それから数年は食うや食わずの状態が続きました。
やはり目上の方のアドバイスは聞くものです。しかし、聞きすぎでも何もできないので難しいところです。
創業した会社のうち、10年で8割がなくなると言われますから、大きくはなっていないけれど、維持できたことはそれなりによしとすべきかも知れません。
ここへ来て、20年前のバブル崩壊の時に匹敵するような、あるいはそれを上回るようなきびしい状態になってきたと感じています。単なる不景気だけではなく、いままでのビジネスモデルが通用しなくなる、そんな不安定な状態ではないでしょうか。
ただ、年明けから、いろいろな方を話をしていると、少しですが、回復の兆しが見えだしている気がします。根拠は何もありません。しかし、明らかに、いろんなことが動き出していると感じます。
とはいえ、われわれのコンテンツ業界では回復は遅いでしょうし、とくに広告関連の制作事案については、もう前のような状態に回復することは困難でしょう。いままでと同じコトを繰り返してもダメなことは目に見えています。
そんな中注視したいのが、いつかこのブログでも書いた「紙」のメディアです。『リトル・プレス』といってもいいですし(「美少女図鑑」みたいものですね)、佐々木俊尚さんの本では、ターゲットを明確に絞った『ミドルメディア』という言い方をしていました。
継続することは変化していくことが大切だと思うのですが、意外と原点に返ってみることも大切なのではないかと思います。今年もよろしくお願いいたします。
最終更新時間 2010年01月12日 07:44









