企画発想力と曲創り(3)
本日から『企画発想力はスキルだ!』という連載をはじめました。
よろしかったら読んでやって下さい。→こちら
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さて、このブログでは、
・企画を発想するということ
・楽曲をつくること
は似ているのではないか、と思い、その仕組みから、何かひけつは見つからぬものかと考えているわけなのです。
今回は「制約のある中で楽曲をつくる」ということです。
趣味で曲創りということであれば、自分の好きなようにメロディーを思い浮かべて、楽しく創っていればよいのです。
ところが、実際はそうはいきません。
仕事としてはじめると、前回書いたどころじゃない「制御」というか「しばり」「条件」がおきてきます。
好き勝手に創ることはできなくなります。
ディレクターから、
「こんなアイドルなので●●風に…」
「昔のモータウンサウンドみたいに」
「大人っぽいバラードタイプにしてくれないかな」
などというイメージ的な制約の他に、
「この歌手は音域がこれだけしかないから、それに合わせてくれ」
「明日夕方には欲しいな(笑)」
などという物理的な制約まで求められたりします。
もっとの制約は歌詞を渡されて、それに曲をつけることです。
絶対歌詞に手を入れることはできません。
しかも当然ながら、売れること、キャッチーな要素を求められるわけです。
ビジネスとして動いているんだから当たり前ですよね。
現在Webデザインなど担当しているかたは、そんな要望をクライアントやWebディレクターから求められているんじゃないでしょうか。
ビジネスパーソンにとっての「企画」もそうですよね。
いろんなビジネス上の制約があるなかで最上のものを出さなくてはいけない。
まぐれでつくるのではなくて、常に品質の高いものを要求される。
楽曲をつくっているとき感じたのは、いろんな制約を受ける中で役立ったのは、「いつ役立つかわからないガラクタ曲」としてとっておいたもので、それらを加工して、あるいはそれらのパーツの一部をつくりかえて作品にするということができました。
いつ役に立つかわからないガラクタ曲として、ぼくの場合はDATテープに収納されて、引き出しの一個を占領していていました。
いまだと、ハードディスクの中にたくさん格納されているのかも知れません。
また、実際あたらしく1からメロディー考えて楽曲をつくるとしても、ふだんから好きなようなメロディーを思い浮かべる習慣がないと、つまり、楽曲をつくる体質になっていないと、そうそう出てくるものではありません。
ということで、こんなフロー図つくってみました。
うーん。
やはり企画考えるのと同じようなプロセスを踏んでいたことがわかります。
音楽をクリエイトする人間としてはぜんぜん大成しませんでしたが、そういうフローが体の中にしみ込んでいて、いま、企画を考える人間としての自分に役立っているとするととても素敵なことかも知れません。
追記
5月中はTBSラジオ「アクセス」に出演中です。Podcastでも聴けます!
●TBSラジオ「アクセス」Podcast
最終更新時間 2008年05月19日 08:34
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