「iPhone 衝撃のビジネスモデル」を読んで
Macユーザーのわたしにも、正直Appleのこと褒めすぎではないかなあ、という部分がありましたが、Web2.0の収益性について、疑問点や問題点を整理するのに(未だに整理しきれていませんし、収益モデルについても見えてこないというのが、正直な感想ですが)役立った好著でした。
印象に残った言葉は「フェデレート端末」。
また、ユーザエクスペリエンスが何より大切という話も強く同感できました。
それらを自分なりにまとめて勝手に「箇条書き」にしてみました。
1.問題を解く鍵
(ア)ユーザインタフェース(操作体系)
(イ)ユーザエクスペリエンス(操作体験)
2.ユーザインタフェースの大きなポイント
(ア)パソコン → マウス
(イ)マウスを超えるようなインタフェースは登場せず
3.フェデレート端末
(ア)身の回りにある大量の情報機器を集約する情報機器の概念
(イ)直接人間と対話するデバイスをフェデレート端末だけにすること
4.Web2.0の問題
(ア)Web2.0的なサービスはあるがWeb2.0と呼ばれる収益モデルはないに等しい。標榜する企業の収益モデルも古典的
(イ)Web2.0ビジネスで勝者になれる可能性のある企業とは?
①先行者で、オールマイティなニーズに対応できる大資本を持つ組織
②自社でしか用意できないスーパーニッチを保有している組織
③こうした企業はリアルにおいても競争力を持つ。
Web2.0はそのプロセスを円滑に進める手段に過ぎない。
5.Mobile2.0の問題
(ア)そうした収益源が危ういWeb2.0ではなくMobile2.0、つまり携帯電話を核としたモデルはどうか?
①やはり行き着く先はWeb2.0と同じ広告モデル。
②テンキーというインタフェースの限界
6.iPhoneの定義「電話の再発明」
(ア)特徴
①全面タッチパネル式液晶のiPod
②携帯電話機
③革新的なインターネット・コミュニケーション・サービス
(イ)特性(PCや携帯電話が同時に達成できないこと)
①柔軟なユーザインタフェースを持つこと
②高い携行性を持つこと
(ウ)想定可能なサービスや機能
①次世代の検索機能
②カーナビの統合
③ウェアラブルコンピュータとして
④HDD内蔵
→フェデレート端末としての位置づけ
7.Appleのコアコンピタンス
( ア)ユーザエクスペリエンスに優位点
→1984年に世界に先駆けてGUIとマウスをリリースした企業
しかし、人気が出るのはけっこうですが、そうした場合悪意のある相手からの攻撃対象、つまりパソコンと同等のセキュリティが問題になってくるという報道もなされていますね。
MacOXはテレビでもCMしているように、あまり攻撃対象にならなかったのですが…。
最終更新時間 2007年06月28日 08:55
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