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2007/02/16

「好きなこと」で生活するのは理想か?(6)

前回のエントリで、「好きなこと」を追いかけるより、「向いた仕事」を見つける方が幸せになれるのでは?と言う、強引な仮説を持ち出したわたくしです。

実はお気づきのように、「幸せ感」というのは、各自でぜんぜん違いますから、「好きな仕事」を追いかけて、ボロボロになろうと、何だろうと幸せという価値観は確かにありますので、もともと仮説としては不十分な話なのです。

しかし、ここでいいたいのは「自分ひとりが幸せならよい」という「幸せ感」でいいのかな?というところです。
上記の「幸せ感」はつまりところそういうことですよね?

わたしには、諸手を挙げて賛成しづらい価値観です。
第4回のエントリーの中で紹介した「自分も周りも楽しくなれるような『夢の落としどころ』を見つける」。
つまり、「自分」も「周り」も大切だと言うことです。

周りに負担をかけて夢を追う生き方は、ある種かっこいいようにも見えますが、どこかでハタンする可能性が高いのではないでしょうか。
自分のことも周りのことも考えると、「自立」という言葉がまず先にあるのではないでしょうか。

つまり、「好きなことを追いかけて生活する」のではなく「好きなことを追いかけて自立する」のであればいいだろうということです。
そして自立するために、夢の追い方を変えたり、あきらめたり、落としどころを見つけるというのは、大切なことだと思います。それはザセツでも何でもなく、「自立」するために、「夢の落としどころ」を見つけたということでしょう。

なんだか、自分に向けて話しているような気がしてきましたけど、ブログなんてそんな側面もあるでしょう(笑)。
なんせ、これは「企画書は早朝書こう日記」ですからね。
「日記」ですよ。

それはさておき、言いたいのか「向いた仕事」を見つけると言うことです。

ここまでの話は「夢を追う」人に向けてのことですが、「最初から夢が見つからない」という人も少なくないでしょう。
「向いた仕事をさがす」ということは、夢に疲れた人、夢が見つからない人両方に効き目のありそうな処方箋だと思うのですが、ここに問題があります。

誰が処方箋をかいてくれるのかということです。

第2回のエントリーで、オヤジがぼくに「電通に行ったらどや?」といったように、自分ではわからないことだと思います。
他者の評価でしか、「向いた仕事」については推し量れないのではないでしょうか?
「好きなこと」については、主観でよく分かります。
しかし、ここでは客観的な意見を述べてくれる人が必要です。

結論を述べます。

メンターが必要です。

1.自分を客観的に評価してくれる人
2.自分にきびしい意見を言ってくれる人
3.自分を励まし、触発してくれる人

そんなメンターが必要です。
そんな人に出会え、その人の意見を信じられるようになれば「向いた仕事」を見つけるのは困難ではないはず。

さんざん引っ張っておいて偶然の出会いかよ、という意見があるかも知れませんが、そういうメンターに出会えるかどうかで、大きな違いがあると思いますし、偶然では出会えないと思います。

むろん、出会えなくても、ちゃんと向いた仕事を見つけて、日々自立して生活している人も多いかも知れません。
たとえば、戦後間もなくの日本なんて、選択肢が少なすぎて、そんなこと言っている場合じゃなかったかも知れません。

でも、どんな職業についても、その道のメンターはいるはずです。
すぐそばにいて気がつかないだけかも知れません。
メンターがいるのに、自分が耳をふさいで意固地になっているかも知れません。
わたしも、子供の頃オヤジが言ったことを、ちゃんとなぞれば良かったのかも。

メンターの言うことに心を開いてみれば、その仕事の本当の面白さが分かるかも知れない。

メンターをどうやって探すのかまでは、とてもここでは書ききれないし、正直わたしにもわからない。
ただ、言えるのは、もうすぐ生まれて半世紀にもなるし、ひとりでも多くのビジネスパーソンのメンターになれたら幸せだと思うだけです。

なれるかな?

まあ、そう信じて来週も日記を書くでしょう。

最終更新時間 2007年02月16日 04:30

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