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2006/10/26

静止画ムービーの威力

先日関係者が集まる会議で資料を説明する機会がありました。
あるキャンペーンのコンセプト案を発表するという席です。
前からやってみようと思っていたのですが、静止画ムービーを使って説明したのです。

1)まず静止画ムービー(音楽付き)を披露する
2)それから紙の資料を配る

効果はかなりあったようです。

それから、名古屋・大阪でプレゼンテーション技術についての講演会があったので、そこでも試してみました。

1)まずPowerPointのスライドで40分ぐらい講演する
※その間「紙資料」は一切見せない
2)一区切りしたところで「ではプレゼンテーションの実演を見せます」といって、静止画ムービー(音楽付き)を披露する
3)紙資料を配る

こちらもかなり手応えがあったと思います。
延々紙資料を見せられるより、静止画ムービーは強力に訴求するようです。
おまけに音も何とかしたかったのでBOSEのスピーカーもっていき、まるでライブやるような荷物でしたよ。ほんとに。

今後のプレゼンテーションは「紙」の企画書ではなく、ビジュアルを活用することが中心となるでしょうね。
しかも、とくに深い知識がなくても、静止画つまりデジカメの画像だけでこんなに効果的なプレゼンができるのですから。
逆に「プロジェクター」が必須かも知れません。

プロジェクター買わなくちゃ…。
でも高いんで、どなたかメーカーの方、モニターさせてくれないですか?
プレゼンテーション後にはかならず「○○社の…」とPRしますんで(笑)。

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2006/10/23

「風ぐるま」の旅

前にも書いたかも知れませんが、ぼくは「路線バス」が好きです。
東京に来たばかりの頃、バスであちこち回るのが楽しみでした。
路線バスって、町の風景に近いでしょう?
一番後ろの一番左端に座って、商店街の中を抜けていくのが好きでした。
ていうか、今でも好きです。

都心はかなりバス路線が減らされてしまいました。
ところが、千代田区が運営している「風ぐるま」という、マイクロバスみたいなバスがあります。
本来は高齢者向けだと思うのですが、100円出せば誰でも乗れるようです。

この「風ぐるま」で、ウチの近所の『神田郵便局』から、会社のそばの『九段さくら館』まで直通で行けることが発覚しました。

それで今日の午前中はゆとりがあったので敢行(観光?)したのです。
神田郵便局前にたたずんでいると、時間通り「風ぐるま」が来ました。
ところが、手を挙げても行ってしまいます。

「あれれれ」

と思うと少し行き過ぎたところで停まってくれました。

「申し訳ない。若い人が乗ることが少ないもので勘違いしちゃいました」

確かに乗っているのはみんなお年寄りばかり。
区の福祉施設など回るのに使っているのですね。

「ぼく乗ってもいいんですよね?」

「どうぞどうぞ。そこに100円入れてください。

お年寄りは運転手さんと楽しげに話ながら過ごしています。
持ってきたアメを運転手さんに渡したりもしています。
ぼくにもどんどん話しかけてきます。

「さっきはごめんなさいねー」

「このバス若い人乗らないからねー」

「郵便局の人と間違えたんじゃないの。運転手さんはねー。ほほほ」

まさにコミュニティバスなのですね。

小さなバスだから、ええっこんなところに、といった細い道にも入っていきます。
富士見やら、西神田やら色んな処を回り道して、『千代田区役所』で運転手さんが交代して、30分かけ『九段さくら館』につきました。
ある種の東京観光のようなものです。

秋の「風ぐるま」の旅でした。
急いでいるときには向きませんが、こんな朝もたまにはいいかも。

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2006/10/20

仮説学会10月例会(2)

仮説学会でぼくが発表したのは、「先を読む頭脳」(羽生善治・伊藤毅志・松原仁著 新潮社)という書籍に書かれていた考え方に関するヒントでした。

仮説を立てるという作業中で、プロ棋士の能力、とくに下記の2)~3)の仕組みこそがキモではないかと思いこの書籍を興味深く読みました。

1)目の前に「状況」があらわれる(盤面)
2)候補の手は無限に近い
3)その中から一瞬にして2つぐらいの候補手にしぼる
4)2つの候補手を検証する
5)手を指す

強い棋士ほど短時間で、上記の2)~3)の作業を行い、しかも、2~3通りに絞るのだそうです。
強くない棋士ほど、もっと何通りもいろいろ試してみて時間がなくなっていくのだそうです。
そのメソッドこそが、ビジネスパーソンに必要な仮説創出力に応用できないのかなあと。

まだ読み込み方が足りないかもしれないですが、いくつか、おぼろげながらヒントが見えてきました。
キーワードを引用させていただきます。

1.「手を絞っていく感覚」
・これは10代前半までに養われるのではないか
・駒が並んでいる「形の善し悪しに対する感覚」が必要
・定跡を覚えることも大事だがそれ以上に「形」に対する感覚が左右するのではないか

2.「将棋感」
・絶対音感のような「感」があるのではないか
・状況に臨んで、わずかな情報を瞬時に認識し自分の「将棋感」で補いながらより精緻な理解を加えていくことができる
・それは盤面に実際に駒を並べることにより養われたのではないか

3.「チャンク」
・上記のような「形」つまりで「情報単位のまとまり」を認識する能力を認知科学で『チャンク』という。。
・たとえば、駒の並びを「金」の横に「銀」などと覚えないで「矢倉囲い」の一塊で認知すること。
・歴史の年号を語呂合わせで覚えることなども『チャンク』の応用。
・棋士には『チャンク』について高い能力が関わっているのではないか。
・よくいう「流れがこちらに来ている」などの「流れ」も「時間的チャンク」と解したらどうか。

直感を養う能力は「形として捕らえる能力」なのでしょうか。
そこには『チャンク』という考え方があるのでしょうか。

われわれビジネスパーソンも、データを細かく見たり分析するのではなく、「形」としてみる習慣をつけたらどうでしょうか。「形の美しさ」。
うーん。

これもすべて仮説ですが、ひとつのヒントだと思います。

ともあれ面白い本でした。


最終更新時間 11:00 | コメント (2) | トラックバック

2006/10/17

仮説学会10月例会(1)

仮説創出力を高めようと言うことで、ほぼ毎月行っている四谷ルノアールでの会議。
今回の出席者はEBISUさん(幹事)、水口さん(時間管理術研究所)そして、新たに大橋さん(サイバーログ代表)でした。

今回も「仮説を立てるその時、どういう状況でひらめきが降りてくるのか」
「また、いつもそういうひらめきを得られるようにはどういう習慣や行動が効果的なのか」
などを核に大ブレストです。

若い大橋さんの意見は視点も斬新で、大きく刺激を受けました。
とくに印象に残っているのが次のキーフレーズです。

■自分の『脳』を信用する
自然にふだんインプットを行っていれば、必要なときに脳はひらめきを落としてくれるはず。
脳は無意識の時にでも働いてくれている。

■長篠の戦いを参考に(長篠メソッド)
これは織田信長が鉄砲隊を三列に組織した「長篠の戦い」を参考にする。
1.弾を撃つモード(仕事を集中しているとき)
2.弾を込めるモード(仕事の段取りを考えているとき)
3.鉄砲から離れるモード(仕事から離れているとき)
アイデアを考えたり、ふいに浮かぶのは3.のモードであり、上記を参考にすれば、仕事に一区切りが着いた時点で頭を空にするタスク配分を心がけるべき。

■ベータ版を締め切りより早く提出する
企画書でもなんでも、締め切りより先に「ベータ版」で提出する。そうすることによって、クライアントも「そこまで進んでいるんだ」と安心し、もし方向性の違いがあればそこで修正が利くので、最後になってドタバタしなくてもいい。

最後の話は仮説とは関係ない話ですが「企画書は8割で出せ」と言っているぼくのスタイルと共通しているようで「ああ、そうだよね」とうなずきました。
「ベータ版」とは、とてもいい発想だと思います。
発注者にしても安心できますからね。
締め切りギリギリとか過ぎてしまってから全然違うもの来たりすると大騒ぎですから、たとえ、空白部分やラフな部分があったり、極論すればドラフトでも全体を見られると安心できるのですよね。

大橋さんの運営されているブログをご紹介します。
いろんな視点での仕事に対する取り組みについての「気づき」が得られると思います。
○シゴタノ!~仕事を楽しくする研究日誌

最終更新時間 12:34 | コメント (0) | トラックバック

2006/10/11

中日・阪神・広島魂

今日これから名古屋へ行きます。

名古屋。
つまり、昨日優勝を飾った中日ドラゴンズの本拠地です。
できたら、恥も外聞もなく優勝セールでも行こうかと思いますが、日帰りのためそんな余裕があるかどうか。

ともかくドラゴンズおめでとうございます。

しかし阪神ファンのわたしとしては、悔しいより「体質の変わった阪神」の姿に驚いていたというのが本音です。

だいたいが、春先で失速していた暗黒時代が10年以上続いていましたから、今回もいったん中日に離されてズルズル行くのがおきまりのコースかと思いきや、離されても離されてもしつこくくらいついていたのは長年のファンにとって驚きでした。
いつから阪神はこんなに不屈のチームになったのか?

先日巨人に惜しくも敗れて、奇跡がほんとうに遠のいてしまったとき、凡退した金本選手がバットを叩きつけ、悔しさを前面に出していました。
やはり、金本選手が「広島魂」を植え付けてくれたのでしょうか?

わたしの回りの野球ファンの間では、広島カープの評価は高いです。とくに無名の若手を自前で育て上げる練習方法は12球団でもトップクラスですよね。

昨年打者としてブレイクした嶋選手なども、10年間芽が出なかったのに、辛抱強く、投手でダメなら野手であきらめずに育成した広島カープの球団としての姿勢は尊敬できます。

あんなダメなチームだった阪神がここ数年強い組織に生まれ変わったのにはいろいろ理由があると思います。
前野村監督の下地づくり、前星野監督の手腕、球団の意識改革などなど。
でもわたしは、金本選手やシーツ選手の「広島魂」の注入が大きな要素ではないかと思っています。
やはり、どうしようもなく弱い組織を変えるには、「強い組織で育った人」を連れてくるのが、組織を強く変えるひとつの方法なのでしょうか。

いま「広島魂」を感じる選手は、広島の現エース黒田投手です。
このオフFAということです。
阪神としては欲しくて仕方ない選手ですが、ここまで書いたことと矛盾するようですが、それはなんかやめた方が良いのじゃないかと思います。
なんかやっちゃいけないんじゃないかと。
もう「広島魂」はある程度いただいた、これからは自前で育てるときではないかと。

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2006/10/05

全国講演ツアーはじまりです

10月になりました。
今月は、仕事が立て込んでいます。
その中で、とくに五大都市での講演というのがあります。

これは、全国経営者団体連合会(全経連)さんからのご依頼で、下記のスケジュールで講演をして回るというものです。

●名古屋 10月11日(水) 18:30~21:00 栄マルベリーホテル
●東京 10月24日(火) 18:30~21:00 文京シビックホール
●大阪 10月27日(金) 18:00~20:30 国際カンファレンスプラザ
●福岡 10月30日(月) 18:00~20:30 アクロス福岡

あと、札幌での講演も予定されています。

内容は「経営者のためのプレゼンテーション術」というもので、中小事業者が多い全経連さんの会員の経営者に、そのツボを教えるという内容になります。

経営者はある種営業の代表者ですよね?
トップセールス、金融機関との交渉、新規事業の提携など、プレゼンテーションの場は多くあります。

「ぼくは学者じゃないので、理論的なことははなせません。実戦の場で身に付いた実戦的な話ですが」と申し上げると、「その方が良いです」と返事いただきました。

詳しくはこちらです。
お近くの方、良かったら問い合わせてみてください。
※有料となりますのでご注意下さい。

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