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本質を見抜き経営成果に結びつける会計思考力

執筆者 : 松尾 泰(まつお ひろし)

学校法人 産業能率大学総合研究所 研究員 プロフィール



 会計/アカウンティングという言葉を目にして、みなさんどのような印象を持たれますか。
 「会計を学ぶ必要性を感じてはいる。しかし、本当に仕事で使えるかどうか分からない」「管理職になる前に会計を学びたい。が、どのように学べばよいのか分からない」「自社の決算書、本当に良いのかどうか、見方が分からない」そんなビジネスパーソンの方も多いのではないでしょうか。
 食わず嫌いの方も多い会計スキルですが、実は個人と組織双方の努力を互恵的に結ぶ鍵となるものなのです。

 個人の努力を無駄にせず、経営成果に直結するような生産性向上を目指せる組織となる。
 全体最適を考えた上で部分最適の追求ができる人を目指す。
  こうした個人と組織、双方の努力を分かりやすく方向付け、結びつけてくれるのが"生産性"という観点であり、生産性を可視化するためのアカウンティング(会計)の指標・スキルだからです。

 本連載では、「会計のための会計スキル」ではなく、「"個人と組織全体の生産性を高めて成果を上げる"ための会計スキルの活かし方」や、決算書分析ができることでどのようなメリットがあるかといったことをお伝えしていきたいと思います。

 

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