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IPv6 ONLINE JOURNAL
IPv6普及・展望編 第5章
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回線の準備はOK,より便利で低価格なサービス
IPv6の普及を目前に、回線サービスの準備は整いつつある。加えて、アプリケーションの提供を推進し、様々な利用モデルを実現することで、本格的な市場の拡大を見込むことができる。ネットワークカメラをはじめ、新たな利用シーンやIPv6対応機器の拡販に期待がかかる。
「実証実験を通じで感じたことは、アプリケーションの提供は重要ですが、利用シーンについては、利用者それぞれにおまかせした方が、予想外の展開や可能性があると期待しています」。(丸田氏)
また、現在はIPv4からIPv6へ過渡期であるという点も忘れてはならない。例えば、家のネットワークがIPv6対応になったとしても、外から家へのアクセスは携帯電話やIPv4といった環境が残る。当分はIPv4との共存が必要になるため、現実的には、外からのアクセスのためのIPv4からIPv6へのトランスレータが必要だ。KDDIではIPv6ホームネット接続システム(いえもんTM)を提供し、こうした課題へのソリューションを提供している。
「当面はIPv4との共存が前提となりますが、トランスレータなどの利用によりこのような過渡期への対応は可能です。IPv6は縁の下の力持ちです。結局お客様にとってはIPv6で何ができるのか、どんなメリットがあるのかがポイントになります」。(丸田氏)
トランスレータでIPv4との共存を実現 〜DION実証実験でIPv6ホームネット接続システム(いえもんTM)を提供
また、今後のホームネットワークの普及には低価格が必要だ。IPv6の回線の低価格化が市場の拡大を牽引する鍵になると考えられる。今年以降は、価格に対するいくつかの試みも登場することが予測される。
「IPv6は、実験段階からビジネスの段階に確実に進んでいます。
従来は、キャリア(回線業者)は、IPv6回線を提供しても使用できるアプリは少なく、利用者も少ないと考え、ITメーカやソフトウェア企業は、IPv6 アプリを発売しても使える回線が少なく、利用者が少ないと考え、その結果利用者はIPv6を使ってみたいが、回線は高いし、アプリもあまりない…といったいわば3すくみの状況が数年続いてきました。しかし、安価なIPv6回線の提供、IPv6対応アプリ(ソフト、機器)発売、サービス利用者数の増加といったポジティブなスパイラルに変わりつつある時期に来ていると考えています」。(井村氏)
(2004年8月16日公開)
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