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九州電力は、九州大学、九州産業大学他の大学・研究機関、福岡県及びキューデンインフォコム、九州通信ネットワークの産・官・学の共同で、国際文化分野におけるITの利活用に関する実証実験を行った。これは、総務省が進めているe!プロジェクトを、九州電力が受託したものである。さまざまな実験が行われたが、中でも、日韓国際間における遠隔手術支援は、遠隔医療の可能性と有効性を示した点で内外からも大きな注目を集めている。
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日韓を結ぶ光ファイバ海底ケーブルを有効活用
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本実験は、九州電力等が保有するKJCN(Korea Japan Cable Network:日本と韓国間を結ぶ光ファイバ海底ケーブル)を利用したAPII(アジア太平洋諸国情報通信基盤)テストベッドプロジェクト回線と、IPv6技術やDVTS(Digital Video Transport System)技術などを活用している。これらの次世代インターネット技術により、デジタルビデオ品質の高精細な映像の日韓双方向、かつリアルタイムでの伝送を実現している。
実験の対象となった国際交流を目的としたアプリケーションは、遠隔医療、遠隔講義、国際交流学習、日本舞踊・写真・漫画に関する文化イベントの国際同時公演など多岐に渡っている。
遠隔講義は、九州大学と韓国の大学院生が複数拠点間において、インターネット技術に関してネットワーク経由で講義を行ったもので、活発な意見交換が行われた。国際交流学習では、福岡や長崎の中学校と韓国の全南大学附設中学校の生徒間で、相互授業や楽器演奏などの画像配信を通じ、交流学習を体験した。日韓双方向翻訳機能を用いたチャットによって、積極的な意見交換も行われ、参加した学生たちは、貴重な体験に高い関心を示した。また、日本舞踊・写真・漫画に関する文化イベントの国際同時公演などの画像配信も行われ、次世代インターネット技術の活用の可能性を模索する試みとなった。
このようにさまざまな実験が行われたが、中でも特に大きな注目を集めたのが、遠隔医療の一環として実施された日韓遠隔手術支援のための内視鏡外科手術の画像配信だ。
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