wisdom Business Leaders Square
ビジネスに役立つ「次の一手」をあなたに
ビジネス用語辞典 Wisdomブログ

経営戦略 成功ストーリー マネジメント ビジネス・スキル ITトレンド IT講座 マーケティング ちょっと一息

気に入ったら
ブックマークする
トップITトレンドIPv6 ONLINE JOURNAL IPv6応用・導入事例編 第2章
IPv6 ONLINE JOURNAL
IPv6応用・導入事例編 第2章
印刷用PDF(会員専用) 登録はこちら 1/2ページ
「飛騨牛等健康管理・出荷畜産物流通管理」に関する実証実験は、世界最先端のIT国家を広く紹介するために総務省が進めている e!プロジェクトの一環として行われている。 ソフトピアジャパンと岐阜県畜産研究所他が協力して、農業分野でのIT技術の活用方法についての施策を行っている。
今回の実験では、牛の尻尾の付け根にIPv6対応の小型無線発信機を取り付け、牛の体温を一定時間ごとに測定して発信する。 測定結果は、専用のネットワークを経由し、離れていてもパソコンの画面上で把握することができる。このネットワークを利用して牛舎に取り付けられたカメラの映像を見ることもでき、リアルタイムで牛の健康状態を確認することができる。 このネットワークシステムの実験の成功で、畜産農家の省力化はもちろん、広い牧場で放し飼いにされている牛の健康状態も把握できるようになり、大きな期待が持たれている。



岐阜県畜産研究所 所長
大谷 健 氏
畜産とITの融合という新しい取り組みを進めているのは、岐阜県清見村にある岐阜県畜産研究所だ。研究所では、約200頭の飛騨牛が飼育されている。

「これまでは、牛の異常を把握するには、職員の経験と勘に頼るしかありませんでした。1日2回牛の行動や食欲などをチェックし、様子がおかしいと感じたときに体温や血液を調べるのが従来のやり方です。しかし、実際には妊娠中の牛は、真夜中に産気づいてしまうことも頻繁にあります。こうした突然の事態に対応するためには、牛の健康状態を常に監視する必要があり、今までの方法では不十分な面があったのは事実です」。(大谷氏)

そこで、IPv6対応の小型無線発信機からの情報を元に、いつでも離れた場所からでも健康状態を監視できるシステムの実験が進められた。


          <クリックで拡大します>


健康管理システムの温度履歴のグラフ
<クリックで拡大します>
飛騨牛の尻尾の裏に取り付けられているのは、長さ約15cmの体温センサーだ。 牛の体温を24時間監視することができる。 岐阜県の新しい取り組みには、IPv6対応の小型無線機が使われている。 センサーが測定した牛の体温のデータは、背中に取り付けた無線機から100m離れた管理塔に送信される。
牛が動いて、センサーが外気に触れるたびに、測定温度が変化してしまうのが目下の課題だが、離れた場所でもIT技術を使って牛の健康管理ができる画期的な試みだ。


  

牛の尻尾の付け根にセンサーを取り付け、その上部に小型無線機を搭載

センサーに関するさらに詳しい内容はこちら
    1  2 次のページ
記事のご意見を聞かせてください。
この記事はいかがでしたか?
大変良かった  良かった  普通
あまり良くない  大変良くない
ご意見・ご感想などをお気軽にお寄せください。

※このページをご利用の際は『プライバシーポリシー』が適用されます。お客さまが弊社宛てにメッセージを送付された場合、お客さまがかかる条件に同意されたものとみなします。

このぺージで入力された内容は、暗号により保護された通信(SSL)でサーバに送られます。
ページトップ

コンテンツ一覧
「飛騨牛等健康管理・出荷畜産物流通管理」に関する実証実験
管理システム
IPv6普及・展望編
第5章:IPv6を一般家庭に提供する、KDDI「DION」の取り組み
イベントレポート
「NETWORD+INTEROP 2004 TOKYO」IPv6 Show Case
IPv6普及・展望編
第4章:アジアの情報ハブを目指す九州で、日韓の国際文化交流を実現
IPv6普及・展望編
第3章:国境を越えたコンテンツビジネスの可能性


NEC