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「飛騨牛等健康管理・出荷畜産物流通管理」に関する実証実験は、世界最先端のIT国家を広く紹介するために総務省が進めている e!プロジェクトの一環として行われている。 ソフトピアジャパンと岐阜県畜産研究所他が協力して、農業分野でのIT技術の活用方法についての施策を行っている。
今回の実験では、牛の尻尾の付け根にIPv6対応の小型無線発信機を取り付け、牛の体温を一定時間ごとに測定して発信する。 測定結果は、専用のネットワークを経由し、離れていてもパソコンの画面上で把握することができる。このネットワークを利用して牛舎に取り付けられたカメラの映像を見ることもでき、リアルタイムで牛の健康状態を確認することができる。 このネットワークシステムの実験の成功で、畜産農家の省力化はもちろん、広い牧場で放し飼いにされている牛の健康状態も把握できるようになり、大きな期待が持たれている。
 岐阜県畜産研究所 所長 大谷 健 氏
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畜産とITの融合という新しい取り組みを進めているのは、岐阜県清見村にある岐阜県畜産研究所だ。研究所では、約200頭の飛騨牛が飼育されている。
「これまでは、牛の異常を把握するには、職員の経験と勘に頼るしかありませんでした。1日2回牛の行動や食欲などをチェックし、様子がおかしいと感じたときに体温や血液を調べるのが従来のやり方です。しかし、実際には妊娠中の牛は、真夜中に産気づいてしまうことも頻繁にあります。こうした突然の事態に対応するためには、牛の健康状態を常に監視する必要があり、今までの方法では不十分な面があったのは事実です」。(大谷氏)
そこで、IPv6対応の小型無線発信機からの情報を元に、いつでも離れた場所からでも健康状態を監視できるシステムの実験が進められた。

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飛騨牛の尻尾の裏に取り付けられているのは、長さ約15cmの体温センサーだ。 牛の体温を24時間監視することができる。 岐阜県の新しい取り組みには、IPv6対応の小型無線機が使われている。 センサーが測定した牛の体温のデータは、背中に取り付けた無線機から100m離れた管理塔に送信される。
牛が動いて、センサーが外気に触れるたびに、測定温度が変化してしまうのが目下の課題だが、離れた場所でもIT技術を使って牛の健康管理ができる画期的な試みだ。

牛の尻尾の付け根にセンサーを取り付け、その上部に小型無線機を搭載
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センサーに関するさらに詳しい内容はこちら
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