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「お客様について行こう」がすべての基本
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――最後に、今後の展開や戦略をお聞かせください。
安全性の確保とプライベート空間という2つの要素を基本に、G-BOOKの搭載車種を広げていく考えです。車種ごとに、お客様層も異なってきますので、それぞれの車種に合わせた味付けが必要になります。それなしには、WiLLサイファのような契約率は到底不可能だと考えています。
また、マーケットとして考えた場合には、中国・アジア地域が非常に有望だと考えています。アジアや中国では年齢には関係なく、所得の高い人たちが携帯電話やインターネットを使っていて、この「先進的富裕層」と呼ばれる層を中心に、「つながる」機能を加えたクルマの購入率が一挙に高くなる可能性があると見ています。クルマのネットワーク化における最大のマーケットは、欧米よりも中国・アジアではないかという気がしています。
今まで、私たちは中長期戦略をあまり打ち出してこなかった結果として、今のところ面白い商品が出てきていると考えています。世の中、どうなるかはっきりしないところで、先のことばかり考えても意味がない。それよりも、「お客さんについて行こう」を基本原則にお客様の声を聞いて、クルマ作りに取り入れていくことが何よりも重要です。私たちが「先のことは考えていない」と率直に明らかにしているからこそ、お客様から逆に有益なアドバイスをいただくことができるのです。ですから、格好をつけずに率直に、お客様の参加を得て共同で、やれることを一歩ずつやっていく。中長期戦略といえば、その考え方を変えないことだと考えていますし、それは今の日本がこの停滞から抜け出していくためにも必要なことなのではないでしょうか。
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自動車関連技術の総合情報サイト「AUTOMOTIVE TECHNOLOGY」(日経BP社)
『テレマティクスにかけるトヨタの勝算』(http://at.nikkeibp.co.jp/members/atcolumn/TelematicsTOYOTA/ 登録制/無料)
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