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インターネット放送の「インプレスTV」をここまで続けて、最近実感するのは、ブロードバンドの番組を視聴することが普段の生活習慣の中に組み込まれている――というユーザーが着実に増えていることです。曜日別アクセス数では土曜日がトップになり、自宅からアクセスする人は確実に増加しています。看板番組も生まれています。もちろん、ブロードバンドのコンテンツビジネスが盛り上がるのかといえば、採算面の不安は常に指摘されます。が、「インプレスTV」はテレビメタファをブロードバンドにそのまま持ち込むのではなく、雑誌を補完する新しいメディアとして進化してきました。これは非常に重要なことで、そもそもインターネットというのはテレビ的マスメディアではなく、クラスメディア、つまり専門誌であるわけです。もしテレビのようにバラエティ番組を作り込んでいけば膨大な製作予算がかかりますが、インターネットというクラスメディアに適合した、純粋に中身勝負の番組を作れば、安い予算でもいい番組はできます。今後ますます家庭にブロードバンドが浸透すれば、テレビと違って制約が少ないので、自由な発想の番組がどんどん出てくるでしょう。
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ブロードバンドが人々の「生活習慣」に組み込まれてきた
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――インターネット放送「インプレスTV」は、まさにブロードバンドがこれから出てこようとする時期に始まりましたね。
「インプレスTV」がスタートしたのは2000年11月のことですから、かなり早期に開始されたブロードバンドサービスの一つといっていいでしょう。インプレスTVは、2001年5月からVOD(Video On Demand)と平行して24時間放送を行い、さまざまな番組を放送しています。
実感するのは、ブロードバンドの番組を視聴することが普段の生活習慣の中に組み込まれている――というユーザーが着実に増えていることです。「インプレスTV」のスタート当初は土曜日や日曜日におけるアクセスが少なかったのですが、2001年後半から土日に視聴する人が急増し、曜日別アクセス数では土曜日がトップになりました。これは自宅からアクセスする人が増加したことを示しています。ブロードバンドの普及を証明していると言ってもいいでしょう。時間帯で見れば昼、夕方のほか夜の10時〜11時の時間帯がアクセスの多い「ゴールデンタイム」になっています。
――人気のコンテンツも出てきていますか。
PCジャーナリストのスタパ斎藤氏による「スタパトロニクスTV」や、PCマニアに大受けの「動く!改造バカ一台」といった看板番組が生まれています。テレビと同様に、「毎週この番組を楽しみに見ている」という人たちが出てきているわけで、これもブロードバンドの裾野の広がりを感じさせる事象といえます。
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